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2004年4月20日(火)

大迫力ゲームサウンドを簡単作成!CRI・ミドルウェアのゲーム開発ソフトに新製品

 ゲーム開発支援ソフト制作会社のCRI・ミドルウェアは、新しくサウンドオーサリングシステム「CRI Sound Factory」の提供を開始する。

 「CRI Sound Factory」は、リバーブやディレイ、ポジショニングといった“音の聴こえ方”を、実際のゲーム機で再生・確認しながらデザインすることができるサウンドオーサリングシステム。従来は、サウンドデザイナーとプログラマーが協力してサウンドオーサリング作業を行う必要があったが、実機を使用したプレビューで各種設定を変更できることにより、サウンドデザイナーだけでも思い通りに作業できるという。

 このソフトはマルチプラットフォームとなっており、PS2をはじめとした家庭用ゲーム機に加えて、年末に発売が予定されているPSPにも対応。さらに、複数ゲーム機に対応したサウンドオーサリングシステムとしては、世界で初めてICS (Interactive Controlled Sound) 機能を搭載しており、エンジン音や群衆の歓声といったプレイヤーの操作や状況に応じて変化する効果音を簡単に作成できるとのことだ。
 また、3Dサラウンドにも対応しており、これから増えていくと思われるドルビーデジタルやドルビープロロジックII対応ゲームソフトの開発にも力を発揮する。

 CRI・ミドルウェアは、「CRI Sound Factory」の提供開始を機にさらなる市場拡大を目指していくとともに、良質なゲームソフトの開発を強力にバックアップしていくとしている。

「CRI Sound Factory」はマルチプラットフォームに対応しているため、他機種への移植や複数ハードでの並行開発などを簡単に行える。

(C)CRI Middleware Co.,LTD.

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