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2004年5月19日(水)

参加アーティストのコメントも!セガゲームBGMアルバム「SEGAROCK」収録

 本日5月19日、ウェーブマスター社内にてセガのゲームBGMをロックにアレンジした音楽CD「SEGA ROCK VOL.1」および「SEGA ROCK VOL.2」の収録が行われた。

 「SEGA ROCK」は、ロック界で活躍するアーティストたちがスペシャルユニット“セガロックス”を結成して、セガのゲームミュージックを演奏するトリビュートアルバム。“セガロックス”は、人気ロックバンド“ディープパープル”のコピーバンドとして集まったが、メンバーの1人小柳“Cherry”昌法氏の働きかけによりゲームミュージックを演奏することになったとのことだ。今回特別に参加アーティストたちのコメントをいただいたので、以下に紹介していこう。

■渡辺直樹氏(ヴォーカル)
 「セガサターン、シロ!」はセリフがあって面白かった。特に最後のほうが聴き所です。仙台弁バージョンやインチキ英語バージョンなんていうのも収録しました。歌詞が全部英語の「A Lullaby」は難しかった。仙台の標準語は英語じゃないから。

■ルーク篁氏(ギター)
 出来上がりは思ったより綺麗。“ディープパープル”の曲をイメージして演奏したから、音の歪みが少なくて新鮮で楽しかった。

■イトウシンタロウ氏(キーボード)
 わかりやすいロックになってます。今回アレンジを担当しましたが昔のゲーム音楽は音源が少ない分試行錯誤をしていますよね。原曲とどう変わったか聴き比べてほしいです。

■寺沢功一氏(ベース)
 こんなにカッコ良くなるとは思わなかった。特に苦労したのは「播磨体操第一」ですね。こっちが必死に演奏した後に「オットット」とか「ドォヤ」ですから(笑)。面白カッコ良いアルバムになってます。

■小柳“Cherry”昌法氏(ドラム)
 とにかくノリが良かった。今後はゲームBGMもオファーがあればやってみたい。“セガロックス”のストレートなハードロックに合うのはレースゲームとか格闘対戦ゲームかな。ロックバンドを育てるゲームとか面白そう。

 彼らのロック魂が詰まった「SEGA ROCK」の発売日は6月9日、価格はそれぞれ2,310円(税込)となっている。初回盤には、ボーナストラックとして全曲のオリジナルバージョンも収録されるので、ぜひ初回版を購入してオリジナルとの違いを聴き比べてみよう。



「SEGA ROCK」の収録風景。演奏中には、思わずニコニコ顔がこぼれる“セガロックス”の姿も。

スペシャルユニット“セガロックス”の面々。左からKey.イトウ氏、B.寺沢氏、Vo.渡辺氏、G.ルーク篁氏、Dr.小柳"Cherry"昌法氏。


データ

▼「SEGA ROCK VOL.1」
■メーカー:ウェーブマスター
■発売日:2004年6月9日
■価格:2,310円(税込)
■参加アーティスト:Vo.渡辺直樹/G.ルーク篁(元聖飢魔II)/Key.イトウシンタロウ/B.寺沢功一/Dr.小柳“Cherry”昌法
■収録曲:GO!GO!セガラリー(『セガラリー2』)/原始~起~(『ゲイングランド』)/LAUGHTER(『ファンタシースター~千年紀の終わりに』)/PHANTASY STARIII MAIN THEME(『ファンタシースターIII』)/Burning Hearts~炎のAngel(『バーニングレンジャー』)/NEVER TO RETURN(『阿修羅』)/PLANET MOTABIA(『ファンタシースター』)/IN THE BLUE SKY(『電脳戦機バーチャロン』)/セガサターン、シロ! (「セガサターンテーマソング」)/ネームレジスト(『ソニックブーム』)

▼「SEGA ROCK VOL.2」
■メーカー:ウェーブマスター
■発売日:2004年6月9日
■価格:2,310円(税込)
■参加アーティスト:Vo.渡辺直樹/G.ルーク篁(元聖飢魔II)/Key.イトウシンタロウ/B.寺沢功一/Dr.小柳“Cherry”昌法
■収録曲:セガガガ・マーチ(『セガガガ』)/Sinobi(『ザ・スーパー忍2』)/THE END OF MILLENNIUM(『ファンタシースター~千年紀の終わりに』)/PLANET PALMA(『ファンタシースター』)/未来へと続く空(『ビクトリーゴール’96』)/WE FIGHT FOR FRIENDS(『阿修羅』)/Victory Way(『ファンタジーゾーン』)/播磨体操第一(『ああ播磨灘』)/THE PLACE OF DEATH(『ファンタシースターII』)/A Lullaby(『クロックワークナイト』)

■関連サイト
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