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2004年6月18日(金)

完成まで一括サポート。ゲーム開発統合システム「RenderWareStudio2.0」が発売

 クライテリオン・ソフトウエアは、ゲーム開発向け統合ソリューション「RenderWare Studio2.0」を本日6月18日より発売する。

 「RenderWare Studio2.0」は、高性能な3Dグラフィックスエンジン「RenderWare Graphics」、ゲーム音響開発ツール「RenderWare Audio」、物理シミュレーションエンジン「RenderWare Physics」、NPC(ノンプレイアブルキャラクター)の行動を手軽に制御できる開発ツール「RenderWare A.I.」といった、クライテリオンのゲーム開発向けミドルウェアを搭載。これらに加えて、イン・ゲーム編集、ソースコードとコンポーネント間共通のエンジンなどをパターン化したゲーム開発用のフレームワーク「ゲームジャンルパック」が装備されている。この「ゲームジャンルパック」では、チュートリアルで段階ごとに詳細な内容が説明されるので、ゲームデザイナー自らがゲームレベルを調整しながら、基礎部分やゲームのシナリオの作成ができるとのことだ。

 また、「RenderWare Studio」と各メーカーの開発用機材をリアルタイムに接続し、ゲーム画面の確認や実際に操作しながら各種パラメーターやゲーム構成のテストが可能なグラフィカル・ユーザー・インターフェイス(GUI)も搭載。企画者やゲームデザイナー、プログラマー間の連携が容易となり、ゲーム開発を効率的に進めることができる。

 「RenderWare Studio2.0」の対応プラットフォームはPS2、GC、Xbox、PC(対応OS:Windows)で、年額2,000万円(税別)。クライテリオンでは「RenderWare Studio2.0」によって、企画、開発、プログラミングといったさまざまな作業を平行して進めていくことができ、迅速なゲーム開発が可能になるとともに、ゲーム制作工程におけるコスト削減を図ることができるとしている。


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