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2004年6月19日(土)

「次世代ワールドホビーフェア」開幕!今夏発売予定の注目タイトルが多数出展

 本日6月19日と、明日20日の両日、千葉・幕張メッセで「第20回 次世代ワールドホビーフェア」が開催されている。

 「次世代ワールドホビーフェア」は夏と冬の年2回、コロコロコミックをはじめとする小学館各誌や、ゲーム・ホビーメーカーの協力により開催される子どものための展示会。今回もSCEや任天堂、セガ、コナミ、ナムコ、カプコンといった多数のゲーム開発メーカーがブースを出展しており、会場には多くの来場者が詰め掛けた。電撃オンラインでは、各メーカーのブースおよび、出展されていた今夏発売予定の最新タイトルを中心にレポートしていく。

 まずSCEブース内には、専用カメラ「EyeToy USBカメラ」に対応するタイトルを集めた『Eye Toy』コーナーが設置。好評発売中の『EyeToy: Play』をはじめ、6月24日発売予定の『アイトーイ フリフリダンス天国』、8月5日発売予定の『サルアイトーイ 大騒ぎ!ウッキウキゲームてんこもりっ!』、コナミの『レッツプレイスポーツ!』、セガの『SEGA SuperStars for EyeToy』がいずれもプレイ可能となっており、性別を問わずに多くの来場者が列をなしていた。中でも、アニメやJ-POPといったおなじみの楽曲とモニター画面に合わせて体を動かす『フリフリダンス天国』は、女の子に大人気。子どもたちがプレイしている様子を傍らで見ていた大人たちも『EyeToy』シリーズに興味を引かれていた模様だ。
 また、SCEが今夏に発売を予定しているもうひとつの注目タイトル『ガチャメカスタジアム サルバト~レ』も出展。会場内では4人対戦プレイ用の試遊台が設置されており、ガチャメカを使用した白熱のバトルを体験することが可能となっていた。

『Eye Toy』シリーズと“ピポサル”をフィーチャーしたSCEブース。 巨大な「EyeToy カメラ」も設置され、前を横切る人やブースに訪れる人たちの興味を引いていた。
女の子たちに人気が高かった『フリフリダンス天国』。知っている楽曲をBGMにレッツ・ダンス! 『サルアイトーイ』は、ルーレットを回してコマを進め、止まったマスで“ピポサル”とさまざまなミニゲームをプレイするというボードゲームの要素を取り入れたタイトル。


 任天堂は、GC用ソフト『ドンキーコンガ2 ヒットソングパレード』や『ペーパーマリオRPG』、『スーパードンキーコング2』といった今夏発売予定タイトルの試遊台を出展。ブース内では、発売前のタイトルが出展されているゲームを体験すると「バナナマーク」がもらえ、このマークを集めるとオリジナルグッズと交換できるというサービスも。試遊コーナーは、常に30~60分待ちという状態で大いににぎわっていた。

『ドンキーコング』シリーズの最新作が出展されていた任天堂ブースは、南国調の雰囲気。 ブース内のミニステージには、“ディクシー”の着ぐるみも登場。
家族連れや子どもたちが、『ドンキーコンガ2』のペアバトルなどで盛り上がった。


 そしてコナミは、会場内ブースとは別にキャラバンカーを使用し、屋外で7月22日発売予定のGBA用ソフト『続・ボクらの太陽』の試遊会やゲーム大会を開催。太陽光を利用してゲームを進めていくため、プレイヤーの環境や時間帯が攻略方法に影響とするいうこのシリーズだが、本日の関東地域の天気は晴れ。青空のもと、集まった子どもたちがのびのびと本作を楽しんでいた姿が印象的だった。

『ゾクタイ』の試遊コーナーは開放感あふれる屋外に設置された。本日は好天に恵まれ、まさに『ゾクタイ』日より。 『ゾクタイ』を使用したゲーム大会には参加希望者が殺到。


 スクウェア・エニックスブースでは、GBA用ソフト『ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 アドバンス ~不思議のダンジョン~』ならびに、『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』が試遊可能。国内では初出展となるだけに注目を集めた両タイトルだが、『トルネコの大冒険3』はダンジョン、『キングダム ハーツ』はカードを使用して戦うというバトルシーンを中心にプレイすることができた。

PS2版からの移植作品となる『トルネコの大冒険3』。GBA版オリジナルモードも追加されている。 バトルやフィールド移動などでも“カード”がキーワードとなっている『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』。会場では、注目のシステムをいち早く試遊することができる。


 その他、チュンソフトの『シレン・モンスターズ NETSAL』、カプコンの『ロックマン エグゼ4 トーナメントレッドサン/ブルームーン』、セガの『甲虫王者ムシキング』のゲーム大会などがそれぞれ実施され、どのブースも黒山の人だかり。またメインステージでもさまざまな催し物が行われており、イベントを盛り上げていた。

ナムコブースでは、コンシューマシリーズ最新作『太鼓の達人 集まれ!祭りだ!! 四代目』を出展。 セガは『ソニック アドバンス3』(画像)、『SEGA SuperStars for EyeToy』、『ぷよぷよフィーバー』などの試遊台を用意。 国内初出展となる『SEGA SuperStars for EyeToy』は、『ソニック ザ ヘッジホッグ』 、『サンバ DE アミーゴ』 、『バーチャファイター』、『ザ ハウス オブ ザ デッド』といったセガを代表する人気ゲームタイトルのキャラクター、世界観を用いた「Eye Toy USB」対応タイトル。
 
メインステージでは、任天堂やSCEによるステージイベントを実施。 SCEのステージには、「おはガール」も飛び入り参加。


 この「第20回 次世代ワールドホビーフェア」は、6月27日に札幌ドームでも開催。入場料は無料となっているので、北海道のゲームファンはぜひ友だちや家族を誘って訪れてみるといいだろう。


データ

■「第20回 次世代ワールドホビーフェア」
【開催日程】東京 2004年6月19日~6月20日/札幌 2004年6月27日
【開催時間】9:00~16:00
【開催場所】幕張メッセ/札幌ドーム
【入場料】無料

■関連サイト
「第20回 次世代ワールドホビーフェア」公式サイト