タイトーがWindows環境をベースとしたアーケード用ゲーム基板「TypeX」を開発
タイトーは本日6月3日、東芝パソコンシステムと共同でアーケード用ゲーム基板「Type X」を開発したことを発表した。
「Type X」は、PCと「Windows XP」をベースにした安価で汎用性の高いゲーム基版。独自のアーキテクチャが主流となっている現在のゲーム基板と違い、Windows開発環境が利用できるためソフト開発の大幅なコストダウンが実現されている。
また、Windowsはグラフィック環境が整っており、表現力豊かなゲーム開発が可能。さらに、拡張性にも優れソフトの内容に応じたビデオカードを採用することで、1つのシステムで通常スペックから業界最高水準のスペックまで対応できる。「Type X」だけで汎用的なビデオゲームから、専用筐体型のゲームまで幅広く開発できるとのことだ。
タイトーは、この「Type X」を使用したタイトルを10月頃から発売し、今期中に5~7タイトルを投入予定。今期中の「Type X」販売台数は約2万台を目標とし、来期より海外展開も積極的に行っていくとしている。
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