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2004年7月28日(水)

EAがクライテリオン・ソフトウエア親会社を買収し、RenderWare技術の権利を取得

 エレクトロニック・アーツ(以下、EA)は本日7月28日、キヤノンヨーロッパからクライテリオン・ソフトウエアの親会社である英・Criterion Software Group Ltd.を買収する契約に関して合意したことを明らかにした。

 今回の合意により、EAはクライテリオンのゲーム開発スタジオとRenderWare技術の権利を取得。現在クライテリオンが開発している『Burnout 3』は、EAをパブリッシャーとして販売を展開していくこととなる。
 また、RenderWareおよび次世代ゲーム機を対象に開発中の最新開発ツールのRenderWare4は、EAの開発技術に統合されて共通の開発フレームワークとなる。EAは、このミドルウェア技術を外部のデベロッパーにライセンスすることで、ゲーム業界を支援していくとのこと。
 EA会長兼CEOのLarry Probst氏は、「クライテリオンは優秀なゲーム開発チームと実績を持つマネジメントチーム、そして世界的な知的財産と技術インフラを持っています。両社が力をあわせることにより、次世代ゲーム機市場へのタイトル投入に向けて準備を加速することができる」とコメントしている。


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