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2004年8月2日(月)

セガ、人気のアーケード用ゲーム『甲虫王者ムシキング』を台湾でも展開!

 セガは、アーケード用ゲーム機『甲虫王者ムシキング』を台湾で事業展開することを明らかにした。

 『ムシキング』は、カブトムシやクワガタといった昆虫のイラストが描かれた「ムシカード」を使用して遊ぶアーケード用カードゲーム。日本国内では、筐体出荷台数が4,000台にのぼるなど、小学生男子を中心に高い人気を博している。

 セガは、台湾で5月より『ムシキング』筐体の試験設置を行い、現地におけるユーザーの反応や収益状況について検証。その結果、メインターゲットであるキッズ層を含むファミリー層顧客の反応が好調であり、予想を上回る収入を計上した。台湾では、セガグループの現地法人・セガ台湾が『ムシキング』の供給を担当し、7月より初回出荷分100台を台北市、台北縣を中心に設置。秋以降は店舗を台中、台南、高雄などに拡大していき、2004年内に500台を設置する計画だ。

 7月28日に「台湾101」で行われた記者発表会では、セガ常務取締役の田副康夫氏、『ムシキング』プロデューサーの植村比呂志氏、セガ台湾総経理の緒方正憲氏らがそれぞれ挨拶。台湾におけるビジネス展開については、「ライセンス規制、海外製品の輸入規制がある台北で、健全なアミューズメントである『ムシキング』を根付かせたいという思いから、最初の展開地域として選んだ(田副氏、緒方氏)」とのことだ。

日本国内で社会現象化となりつつある人気ゲーム『ムシキング』が台湾に上陸。試験設置では好評を得ているだけに、台湾の子どもたちの間でも一大ムーブメントを巻き起こしそうだ。

記者発表会は、台湾の人気タレントが司会進行を務めた他、ステージショーが披露されるなど、華やかな雰囲気で実施。子どもたちを招待しての無料体験会も盛況だったとのこと。

(C)2003,SEGA

■関連サイト
『甲虫王者ムシキング』公式サイト
セガ