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2004年9月10日(金)

50万本達成で若槻千夏さんが星条旗柄の水着姿に!?『桃鉄USA』CMタレント発表会

 ハドソンは本日9月10日、今冬に発売を予定しているPS2用ソフト『桃太郎電鉄USA(以下、桃鉄USA)』のCMに出演するタレント発表会を行った。

 発表会には、ハドソン取締役執行役員専務の大里幸夫氏、ゲーム監督を務めるさくまあきら氏、キャラクターデザインを担当している土居孝幸氏が列席。冒頭で、「『桃鉄』シリーズはハドソンが今後も大事にしていきたいタイトル。前作『桃鉄12』の販売本数が約43万本だったのですが、今作ではそれ以上を目指したい。新規ユーザーをどれだけ取り込めるかが課題ですね」(大里氏)、「『桃鉄USA』は5年前から作業に取り掛かっていましたが、構想は最初からあったので悲願達成という感じです」(さくま氏)とそれぞれ挨拶した。

 舞台を日本からアメリカに移し、まったくの新作であるという『桃鉄USA』について「マップがすべて立体的になっています。日本人にはあまりなじみのない場所も多いので、地理の勉強になりますよ」と話すさくま氏。土居氏も「アメリカならではのキャラクターもたくさん出てきます。アメリカ取材の成果を見てもらいたい。」と特徴をアピールし、「まったく新しいとは言うものの、いつもどおりに遊べます。舞台がアメリカということで敬遠しないで、怖がらずに遊んでほしい」とシリーズのファンへメッセージを送った。

 『桃鉄USA』のCMに出演するのは、お笑いタレントの陣内智則氏、グラビアアイドルの若槻千夏さん、コスプレバンド「サイコ・ル・シェイム」の3組。会場には、陣内氏、若槻さんが星条旗をイメージした華やかな衣装で、「サイコ・ル・シェイム」のメンバーは、昔話「桃太郎」をモチーフとしたド派手なコスチュームでそれぞれ登場。TV-CM初出演となる陣内氏は「星条旗をモチーフにした派手で豪華な衣装なんですが、サイコ・ル・シェイムのおかげであまり目立たない(苦笑)。ゲーム作品というよりも自分の生活の一部になっているくらい、昔から『桃鉄』が大好きだったので、出演が決まって光栄です!」とうれしそうに話した。
 CM出演については、「『桃鉄』シリーズを知っているけどゲームをプレイしたことがないという人が、CMを見ただけで遊んでみたいと感じるようなものにしたい」(陣内氏)、「『桃鉄』の良さをフルに伝える役どころとして、このタイトルを宣伝していきたい」(若槻さん)と、それぞれコメント。一方CMソングには、10月6日にリリースされる「サイコ・ル・シェイム」のニューシングル「夢風車(ゆめかざぐるま)」が採用されており、メンバーのYURAサマは「“和”をテーマに、みんなで楽しく踊れるような曲にした。ゲームの雰囲気に合えばいいなと思う」と語った。

 また会場では、CM出演者たちがこのソフトの販売本数が50万本を達成した暁に実行する公約の宣誓式も実施。発表された各公約は下記のとおりだ。

■サイコ・ル・シェイム
「メンバー全員がCM撮影時のコスチュームでアメリカに渡り、巨大サイコロを振りながら『桃鉄』ルールで旅をします」

■若槻千夏
「CMコスチューム、星条旗柄の水着で、グラビア撮影をします」

■陣内智則
「1カ月分の給料を持ってラスベガスに行き、カジノで一発勝負します」


 宣誓式では、各出演者が公約の発表とともに「『桃鉄USA』のヒットのために全力を尽くす!」と力強くコメント。最新作のゲーム内容はもちろん、これらの公約が実行となるかどうか、ソフトのリリースが非常に楽しみなところだ。

大里氏は、先日タレントたちに『桃鉄USA』をプレイしてもらい、非常に盛り上がったと挨拶で述べ、その際に「これはいける!」と手ごたえを感じたとか。(左から大里氏、土居氏、さくま氏)

ツアー中にメンバーで『桃鉄』をプレイしたことがあるというサイコ・ル・シェイム。「人間の性格がすごく現れるゲームで、メンバーのイヤなところがよくわかった(苦笑)」と思い出のエピソードを披露。

50万本が達成された際には「星条旗柄の水着を着る!」と公約を発表した若槻さん。CMの衣装については「帽子が重いです(苦笑)」とコメント。

陣内氏は、「憧れの“桃太郎”役を演じられるということで、ホントにうれしい」とCM出演の感想を語った。

奇抜な衣装を着込んで発表会に登場したCM出演者たち。内容もゴージャスで派手なものとなりそうだ。


データ

▼『桃太郎電鉄USA』
■メーカー:ハドソン
■対応機種:PS2
■ジャンル:TBL
■発売日:2004年冬
■価格:未定

■関連サイト
『桃太郎電鉄USA』公式サイト
ハドソン