「東京国際CG映像祭」で「FFVIIAC」、『鬼武者3』のCGメイキングムービー公開！

　東京国際映画祭事務局は、10月30日、31日に六本木アカデミーヒルズで開催する「第3回東京国際CG映像祭（TIGRAF）」の詳細を明らかにした。

　この「CG映像祭」は、10月23日より行われる「第17回東京国際映画祭」の協賛企画イベント。今後の日本の映画産業振興および、CG制作のクオリティアップを目的として、日本の著名な監督やクリエイターを招いて、メイキング映像の公開や対談、セミナーなどが実施される。

　イベントでは、スクウェア・エニックスが映像作品として開発している「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN（FFVII AC）」、カプコンのPS2用ソフト『鬼武者3』のCGムービーについてのメイキング映像などを公開。プログラムの“メイキングオブ「FFVII AC」”では、スクウェア・エニックス執行役員の橋本真司氏が登壇し、ヴェネチア国際映画祭の裏話を含め、制作者たちとのトークセッションが行われる。また、“メイキングオブ『鬼武者3』”では、CGムービーの制作に携わったロボットの企画開発部プロデューサー・倉澤幹隆氏が登壇する予定だ。

　その他、CGクリエイターの新海誠氏が1人で作り上げ、ムーブメントを巻き起こしたアニメ作品「ほしのこえ」や、今夏公開された大友克洋監督の長編映画「スチームボーイ」も上映される。チケット価格は、前売り券が1,000円、当日券が1,200円となっており、前売り券は10月10日より全国のチケットぴあで販売される（チケットは1日券で、いずれも税込）。

■「東京国際CG映像祭」プログラム
【開催日】2004年10月30日
【開催場所】六本木アカデミーヒルズ49 タワーホール(森タワー49F)

プログラム名	登壇者
インディーズCGムービー「ほしのこえ」、「スキージャンプ・ペア」ヒットの裏側 若手クリエイター作品上映	竹内宏彰氏(コミックス・ウェーブ代表取締役社長)、杉山知之氏(デジタルハリウッド学校長/工学博士)、渡辺浩弐氏(GTV代表取締役)
“メイキングオブ『鬼武者3』 CGシネマティクスとその系譜”	倉澤幹隆氏(ロボット企画開発部プロデューサー)
“メイキングオブ「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN」”	橋本真司氏(スクウェア・エニックス執行役員)

【開催日】2004年10月31日
【開催場所】六本木アカデミーヒルズ49 タワーホール(森タワー49F)

プログラム名	登壇者
デジタルシネマ制作最前線	稲蔭正彦氏(慶應義塾大学環境情報学部教授)
“メイキングオブ「スチームボーイ」” 第1部 企画・設定・作画 第2部 背景美術について 第3部 CGI	小森慎二氏(プロデューサー)、松見真一氏(テクニカルディレクター)、外丸達也氏(キャラクター総作画監督)、橋本敬史氏(メカ・エフェクト作画監督)、安藤裕章氏(CGI監督)、高木真司氏(演出)

【開催日】2004年10月31日
【開催場所】VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ SCREEEN7

上映時間	上映作品
開場16：30/ 開演16：50	東京国際映画祭 特別上映作品「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN」 ※この作品は、10月30日のチケットを持っている人が鑑賞可能。
開場18：00/ 開演18：30	プレミアム上映「スチームボーイ」

9月にイタリアで開催されたヴェネチア国際映画祭に特別招待作品として出品されるなど、国際的にも大きく期待されている「FF VII AC」。

ハイクオリティなCGムービーが毎回話題となる『鬼武者』シリーズ。完結編となる『3』のムービーは、「SIGRAPH2004」のElectric Theaterに選出されるなど高い評価を得ている。

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データ

■「東京国際CG映像祭」開催概要
【開催期間】2004年10月30日、31日
【開催場所】六本木アカデミーヒルズ49 タワーホール(森タワー49F)、VIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ SCREEN7
【チケット代】前売り券 1,000円/当日券 1,200円(各日1日券、どちらも税込み)
【前売り券販売開始日】2004年10月10日より全国のチケットぴあで販売開始

■関連サイト
・「第17回東京国際映画祭」