第61回ヴェネチア国際映画祭で「FFVIIAC」上映!ディレクター野村氏のコメントも
スクウェア・エニックスは現地時間9月4日、第61回ヴェネチア国際映画祭にてDVD映像作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン(以下、FFVII AC)」特別編集版の公式上映を行った。
「FFVII AC」は、そのクオリティの高さが評価され、今回の映画祭で創設された「デジタル映像部門(ヴェネチア・デジターレ)」に特別招待を受け、出品される運びとなった。 約25分間の特別編集版の上映が終わると、会場に集まった多くのファンから歓声がわき上がり、大盛況のうちに公式上映は終了を迎えた。上映の終了後、「FFVII AC」のディレクターを務める野村哲也氏は「今回は未完成ながらも、観客の皆様にはかなり期待感を持っていただけたと思います。それを裏切らないよう、その期待感をさらに上回るような作品の完成を目指します」と挨拶し、完成への意気込みを語った。
現地時間9月5日には、野村氏、COディレクターの野末武志氏、プロデューサーの橋本真司氏、シナリオを担当する野島一成氏の4人が出席し、公式記者会見が開催された。また、本年度から映画祭の総ディレクターを務め、「デジタル映像部門」を新設したマルコ・ミュラー氏も登場し「今回のヴェネチア国際映画祭は、今までとは違う新たな世代の映画祭にしたいと考え、「FFVII AC」を招待しました。この作品を鑑賞してもらうことで、クリエイターたちも新たな映画の未来を見ることができたと思います」と語り、本編の完成に期待を寄せたとのことだ。
開場と同時に400席が用意された客席は満席に。野村氏ら制作スタッフが入場すると、場内は大歓声に包まれた。
記者会見では、公式上映の感想や本編完成に向けての意気込みなどが語られた(写真左から橋本氏、野村氏、野末氏、野島氏)。
データ
▼「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」
■メーカー:スクウェア・エニックス
■発売日:2004年
■価格:未定
■関連サイト
・「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」公式サイト
・スクウェア・エニックス