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2005年10月17日(月)

EA、映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏と新作ゲーム3タイトルを共同開発

 エレクトロニック・アーツ(以下、EA)は、「E.T.」や「ジュラシックパーク」といった代表作で世界的な映画監督であるスティーブン・スピルバーグ氏と、3本のゲームタイトルを新たに共同制作する長期契約を結んだことを発表した。

 この契約に基づき、EAロサンゼルス・スタジオはスピルバーグ氏と協力し、年内にも各タイトルの制作を開始。開発が進められる3タイトルはいずれもオリジナル作品となっており、ストーリーの演出をはじめ、コンセプトやデザイン、シナリオ、アートワークなど、さまざまな要素にスピルバーグ氏の技法とスタイルが盛り込まれていくという。これらオリジナル作品の知的所有権はEAが確保する。

 スピルバーグ氏はEAとのゲーム共同開発をスタートさせることについて、「私自身、何年も前からEAのゲームをプレイしてきたため、インタラクティブ・エンタテインメント分野におけるEAの実績はよく理解しています。ニッチな業界としてスタートしたゲームが、エンタテインメント業界の中核を担う規模にまで成長する過程を見守ってきた私としては、この分野を知り尽くしているEAに対して深い尊敬の念を抱いており、これからロサンゼルス・スタジオとの共同開発を非常に楽しみにしています」とコメント。
 また、EAの会長兼CEOを務めるラリー・プロブスト氏は、「ストーリーの語り手としてスティーブン・スピルバーグ氏の右に出る者はいないでしょう。映画ファンを魅了する天性の才能に加え、ゲームの本質も理解されているスピルバーグ氏は、ファンを魅力的なゲームの世界へと引き込んで下さるでしょう」と語っている。

 新作ゲーム3タイトルは、全世界での発売を予定。詳細な内容や発売時期、対応ゲームハードに関しては今後改めて発表されるとのことだ。


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