News

2005年10月23日(日)

【エンタまつり】『ワンダと巨像』制作者&『ジュエルサモナー』岡田氏トークショー

 本日10月23日、秋葉原ダイビル2階にて「SCE クリエイタートークショー」が実施された。

 「T!FF in AKIHABARA 秋葉原エンタまつりTOKYO ASIA-PACIFIC ENTERTAINMENT FESTIVAL(秋葉原エンタまつり)」の一環として開催されたイベントで、SCEから発売が予定されているPS2用ソフト『ワンダと巨像』、PSP用ソフト『モンスターキングダム・ジュエルサモナー』の制作者がステージに登場。エンターブレインの加藤克明氏、相沢浩仁氏が進行役を担当し、トークが進んでいった。
 ゲームクリエイターによる、“ここでしか聞けない”トークとあって会場には多くのゲームファンが集合。熱心に耳を傾けていた。

 まずステージに現れたのは、『ワンダと巨像』プロデューサーの海道賢仁氏とディレクターの上田文人氏。2人の話によると、今までのゲームという枠から離れた作品を目指して作られた前作『ICO』と異なり、『ワンダと巨像』はよりゲームとしての面白さを追求した作品になっているという。ゲームの中で重要な役どころとなる“巨像”に関しては、キャラクターとしての存在感を出すとともに攻略するべきステージとしての役割にも気をつけて制作が進められたとのことだ。
 『ワンダと巨像』は、いよいよ来週10月27日に発売。「長くお待たせした分、いいものが出来たと思います。『ICO』と同じように、皆さんに気に入っていただければ幸いです(海道氏)」とのことなので、ファンは期待して27日を待とう。

 続いては、『モンスターキングダム・ジュエルサモナー』のプロデューサーを務める岡田耕始氏がステージに登場。岡田氏は、これまでアトラスに所属して人気RPG『真・女神転生』シリーズのプロデュースを担当していたゲームクリエイター。現在は独立を果たし開発会社「ガイア」を設立、SCEから発売される『ジュエルサモナー』が独立後第1弾タイトルとなる。
 はじめに岡田氏は、ガイア設立の理由について「日本市場ではメーカーに所属していると、どうしてもシリーズタイトルの開発が多くなってしまうんですね。その中で、やっぱり新しいオリジナルタイトルを作りたいという思いが強くなってきて、新しいことに挑戦する意味でガイアを立ち上げました」と語った。ガイア設立当時、SCEからPSPという新しい携帯ゲームハードを発売するのでソフトを開発して欲しい、という話があり『モンスターキングダム』の制作が決まったという。
 『ジュエルサモナー』は、不思議な力を持つ“ジュエル”を使ってモンスターを“晶換(召喚)”し、敵と戦っていくファンタジーRPG。「練成」によるモンスター育成システム、100体以上存在するモンスターのコンプリートなど、多彩なやりこみ要素を盛り込みつつ、携帯ゲームならではの手軽に遊べるRPGを目指して制作が進められているとのことだ。
 また、“モンスターキングダム”というタイトルには、惑星の創生から始まる歴史まで設定されているという壮大な世界観を持つという意味合いが含まれており、その歴史の中にはモンスターと人間が共存していた時期が存在するという。今作では『ジュエルサモナー』の名の通り、モンスターの命が結晶化した“ジュエル”を人間たちが利用している時代が描かれている。この壮大な世界観をもとにしたタイトルが、今後発売される可能性もあるかも!?
 最後に岡田氏は、「携帯ハードのPSPのタイトルということで、今までにないRPGを目指して開発しています。さまざまなやりこみ要素も盛り込まれているので、ぜひ遊んでみてください」とコメントし、トークショーを締めくくった。

トークショーに出演した『ワンダと巨像』プロデューサーの海道賢仁氏(写真右)とディレクターの上田文人氏(写真左)。



ステージのスクリーンを使って、『ワンダと巨像』のゲーム内容が紹介された。開発に際しては、冒険を共にする愛馬“アグロ”のために乗馬の取材をしたというこだわりよう。

『ジュエルサモナー』のプロデューサーである岡田耕始氏。独立第1弾タイトルとなる今作に対する熱い思いを語った。



今冬発売予定の『ジュエルサモナー』は、モンスターを“晶換”して敵と戦うRPG。モンスターは「練成」を行うことで、自由自在にカスタマイズすることができる。


データ

■「T!FF in AKIHABARA 秋葉原エンタまつりTOKYO ASIA-PACIFIC ENTERTAINMENT FESTIVAL(秋葉原エンタまつり)」
【開催期間】2005年10月22日~10月30日
【開催場所】秋葉原駅前広場、ダイビル・秋葉原コンベンションセンター・ホール、その他イベントスペース、秋葉原地区販売店など

■関連サイト
「秋葉原エンタまつり」公式サイト