2005年10月5日（水）
欧州でもXbox360への期待度は高まるばかり！「X05」で新作タイトルが明らかに
Xbox360用最新ラインナップが公開される欧州プレス向け発表会「X05」が、10月4日（現地時間）オランダのアムステルダムにて開幕した。
港町として発展し、街中に運河が流れているアムステルダム。世界各国から集まったプレス関係者たちは、専用の送迎ボートで会場へと向かうことに。19世紀の工場を改装した会場「Westergasfabriek」は「X05」仕様に装飾されており、まさにXbox360発売前のお祭りといった雰囲気となっていた。
本日のイベントでは、Xbox360の全世界発売に向けて準備を進めているマイクロソフトを代表し、3人のキーマンが登壇。ロビー・バック氏（エンターテイメント＆デバイス ディビジョンプレジデント兼チーフXboxオフィサー）、J・アラード氏（Xboxバイスプレジデント）、ピーター・ムーア氏（Xboxワールドワイドマーケティング＆パブリッシング担当コーポレート・バイスプレジデント）、3人の言葉を振り返りながら発表内容をお伝えしていこう。
まずはじめにロビー氏は、「Xboxのアプローチを通じて、私たちは多くのことを学びました」と語り、Xboxの築いてきたものを再確認。Xboxが全世界に築いた市場、XboxLiveのユーザー、そして多くのシリーズタイトルや開発会社との関係を用いて、Xbox360は全世界においてのナンバーワン・コンソールを目指すという。ロビー氏は日本も重要な市場の1つと位置づけており、「それぞれのマーケット、ターゲットにあわせた展開をしていく」と語ってくれた。
続いて登場したJ・アラード氏は、実際にXbox360に触れながら、音楽やビデオチャットといった機能を解説。Xbox360では、「カスタマイズ」をキーワードの1つに掲げており、システム画面などを自分好みの設定に変更することができる。
また、XboxLiveマーケットプレイスから『PGR3-Project Gotham Racing 3-』の追加コンテンツをダウンロードするなど、Xbox360で楽しめる幅広い遊び方、その可能性を大いにアピール。自分で撮った写真をゲーマーズタグに使用したり、音声チャットで待ち合わせたユーザーと対戦するなど、Xbox360の持っている多彩な機能を組み合わせることで、ゲームがより魅力的な内容になっていくとのことだ。
そして、すでに200タイトル以上の開発が進められているというラインナップについては、ピーター氏から発表が行われた。同氏は「Microsoft Game Studios」のタイトルを中心に、多数の新作タイトルを続々と紹介。『PGR3』や『Gears of War』では、クリエイター自らによるデモプレイが披露され、来場者の視線を釘付けにしていた。
会場の反応を見る限りでは、欧州では『Gears of War』や『Call of Duty 2』、『Castle Wolfenstein』といったシューティングゲーム、『FIFA 06: Road to FIFA World Cup』などのスポーツゲームが人気。ジャンルが豊富とは言えないかもしれないが、いずれのタイトルもXbox360ならではの美麗なグラフィック、映像表現に仕上がっているので、これらのクオリティの高いソフトを国内でも遊べる日が待ち遠しい限りだ。
アムステルダム市街地を流れる運河を移動して会場へ。外観はレンガ造りの古風な雰囲気となっているが、会場内は「X05」用の装飾となっている。
世界中から多数のメディアや関係者が集まった。会場内のホールには、オリジナルのペイントが施されたXbox360（写真下段）も展示されていた。
世界的なXbox360の成功を、自信を持って宣言したロビー氏。マイクロソフトが提唱する、ハイデフエンターテインメントが日本に上陸する日も近い。
J・アラード氏は、Xbox360に搭載されている多彩な機能を利用し、XboxLiveが引き出すゲームの新たな楽しみ方を紹介。ブロードバンド環境が整っている日本では、XboxLiveがXbox360普及のカギとなりそうだ。
タイトルラインナップを次々と発表したピーター・ムーア氏。映画版「Halo」の監督をピーター・ジャクソン氏が担当することも明らかにした。
続々と明かされるタイトルラインナップ。欧米向けのタイトルがほとんどだったが、『カメオ』や『パーフェクトダーク ゼロ』のように日本での発売が決定するタイトルも少なくなさそうだ（画像上から『MassEffect』『ライオットアクト』『Too Human』）。
筆者が気になったタイトルは、日本でも人気の高いアクションシリーズ最新作『Tomb Raider: Legend』。さらに美しさに磨きのかかった“ララ・クロフト”の活躍に期待したい。
発表会の後には、会場を移動してパーティが開催された。ドーム型のホール内には多数の試遊台が用意されており、20タイトル以上のXbox360用ソフトを堪能することができた。
パーティ会場内でカプコンの稲船敬二氏を発見。『DEAD RISING（デッド ライジング）』の試遊台の前で、ユーザーの反応をチェックしていた。
Mass Effect(C) 2004-2005 BioWare Corp. Mass Effect, the Mass Effect logo, BioWare Corp., the BioWare Corp. logo, BioWare and the BioWare logo are either registered trademarks or trademarks of BioWare Corp. in the United States, Canada and other countries. All other trademarks are the property of their respective owners. All rights reserved. Microsoft, the Microsoft Game Studios logo, Xbox 360, and the Xbox 360 logos are either registered trademarks or trademarks of Microsoft Corp. in the United States and/or other countries.
Microsoft, Xbox, Xbox 360 and Xbox Live are either registered trademarks or trademarks of Microsoft Corp. in the United States and/or other countries.
The names of actual companies and products mentioned herein may be the trademarks of their respective owners.
港町として発展し、街中に運河が流れているアムステルダム。世界各国から集まったプレス関係者たちは、専用の送迎ボートで会場へと向かうことに。19世紀の工場を改装した会場「Westergasfabriek」は「X05」仕様に装飾されており、まさにXbox360発売前のお祭りといった雰囲気となっていた。
本日のイベントでは、Xbox360の全世界発売に向けて準備を進めているマイクロソフトを代表し、3人のキーマンが登壇。ロビー・バック氏（エンターテイメント＆デバイス ディビジョンプレジデント兼チーフXboxオフィサー）、J・アラード氏（Xboxバイスプレジデント）、ピーター・ムーア氏（Xboxワールドワイドマーケティング＆パブリッシング担当コーポレート・バイスプレジデント）、3人の言葉を振り返りながら発表内容をお伝えしていこう。
まずはじめにロビー氏は、「Xboxのアプローチを通じて、私たちは多くのことを学びました」と語り、Xboxの築いてきたものを再確認。Xboxが全世界に築いた市場、XboxLiveのユーザー、そして多くのシリーズタイトルや開発会社との関係を用いて、Xbox360は全世界においてのナンバーワン・コンソールを目指すという。ロビー氏は日本も重要な市場の1つと位置づけており、「それぞれのマーケット、ターゲットにあわせた展開をしていく」と語ってくれた。
続いて登場したJ・アラード氏は、実際にXbox360に触れながら、音楽やビデオチャットといった機能を解説。Xbox360では、「カスタマイズ」をキーワードの1つに掲げており、システム画面などを自分好みの設定に変更することができる。
また、XboxLiveマーケットプレイスから『PGR3-Project Gotham Racing 3-』の追加コンテンツをダウンロードするなど、Xbox360で楽しめる幅広い遊び方、その可能性を大いにアピール。自分で撮った写真をゲーマーズタグに使用したり、音声チャットで待ち合わせたユーザーと対戦するなど、Xbox360の持っている多彩な機能を組み合わせることで、ゲームがより魅力的な内容になっていくとのことだ。
そして、すでに200タイトル以上の開発が進められているというラインナップについては、ピーター氏から発表が行われた。同氏は「Microsoft Game Studios」のタイトルを中心に、多数の新作タイトルを続々と紹介。『PGR3』や『Gears of War』では、クリエイター自らによるデモプレイが披露され、来場者の視線を釘付けにしていた。
会場の反応を見る限りでは、欧州では『Gears of War』や『Call of Duty 2』、『Castle Wolfenstein』といったシューティングゲーム、『FIFA 06: Road to FIFA World Cup』などのスポーツゲームが人気。ジャンルが豊富とは言えないかもしれないが、いずれのタイトルもXbox360ならではの美麗なグラフィック、映像表現に仕上がっているので、これらのクオリティの高いソフトを国内でも遊べる日が待ち遠しい限りだ。
アムステルダム市街地を流れる運河を移動して会場へ。外観はレンガ造りの古風な雰囲気となっているが、会場内は「X05」用の装飾となっている。
世界中から多数のメディアや関係者が集まった。会場内のホールには、オリジナルのペイントが施されたXbox360（写真下段）も展示されていた。
世界的なXbox360の成功を、自信を持って宣言したロビー氏。マイクロソフトが提唱する、ハイデフエンターテインメントが日本に上陸する日も近い。
J・アラード氏は、Xbox360に搭載されている多彩な機能を利用し、XboxLiveが引き出すゲームの新たな楽しみ方を紹介。ブロードバンド環境が整っている日本では、XboxLiveがXbox360普及のカギとなりそうだ。
タイトルラインナップを次々と発表したピーター・ムーア氏。映画版「Halo」の監督をピーター・ジャクソン氏が担当することも明らかにした。
続々と明かされるタイトルラインナップ。欧米向けのタイトルがほとんどだったが、『カメオ』や『パーフェクトダーク ゼロ』のように日本での発売が決定するタイトルも少なくなさそうだ（画像上から『MassEffect』『ライオットアクト』『Too Human』）。
筆者が気になったタイトルは、日本でも人気の高いアクションシリーズ最新作『Tomb Raider: Legend』。さらに美しさに磨きのかかった“ララ・クロフト”の活躍に期待したい。
発表会の後には、会場を移動してパーティが開催された。ドーム型のホール内には多数の試遊台が用意されており、20タイトル以上のXbox360用ソフトを堪能することができた。
パーティ会場内でカプコンの稲船敬二氏を発見。『DEAD RISING（デッド ライジング）』の試遊台の前で、ユーザーの反応をチェックしていた。
Mass Effect(C) 2004-2005 BioWare Corp. Mass Effect, the Mass Effect logo, BioWare Corp., the BioWare Corp. logo, BioWare and the BioWare logo are either registered trademarks or trademarks of BioWare Corp. in the United States, Canada and other countries. All other trademarks are the property of their respective owners. All rights reserved. Microsoft, the Microsoft Game Studios logo, Xbox 360, and the Xbox 360 logos are either registered trademarks or trademarks of Microsoft Corp. in the United States and/or other countries.
Microsoft, Xbox, Xbox 360 and Xbox Live are either registered trademarks or trademarks of Microsoft Corp. in the United States and/or other countries.
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