セガ、タイトーに『ダイノキングバトル』の製造、使用、販売等の中止を申し立て
セガは、タイトーの業務用ゲーム機『ダイノキングバトル CARD GAME』がセガの業務用ゲーム機『甲虫王者ムシキング』の特許(第3712122号)を侵害するとして、10月28日付で東京地方裁判所に『ダイノキングバトル』の製造、使用、販売などの中止を求める仮処分申し立てを行った。
『ダイノキングバトル』は、韓国のD-Gate社が開発したキッズ向けカードゲーム『DinoKing』を日本向けにローカライズした業務用ゲーム。恐竜カードとスキルカードを組み合わせ、対戦相手の恐竜とパワーを競い合うというシンプルなゲームで、バトルシステムにはジャンケンをモチーフにした3すくみの要素が盛り込まれている。
今回の仮処分申し立てについて、タイトーは東京地方裁判所から両社から事情を聴取するための「審尋期日通知書」を受領したことを明らかにし、「セガの申し立ての原因となるような事実はないと認識しており、審尋の場にて正当性を主張したい」としている。
なお、セガは『ムシキング』に続くキッズ向けアーケードゲームとして、同じシステムを採用した業務用ゲーム機『古代王者 恐竜キング』を展開している。
■関連サイト
・セガ ニュースリリース(pdf)
・タイトー ニュースリリース(pdf)
・『甲虫王者ムシキング』公式サイト
・『ダイノキングバトル CARD GAME』公式サイト
・セガ
・タイトー