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2005年12月10日(土)

制作カプコン、主演イ・ビョンホン!新作ソフト『ロストプラネット』制作発表会

 カプコンは本日12月10日、都内青山「Xbox 360 LOUNGE」にてXbox 360用新作ソフト『ロスト プラネット エクストリーム コンディション』の制作発表会を行った。



 『ロスト プラネット』は、『鬼武者』シリーズのプロデューサーであるカプコンの稲船敬二氏、そして『鬼武者』シリーズや『デビル メイ クライ』シリーズ等などを手掛けた開発スタッフが贈るXbox 360向けSFアクションSTG。雪原と氷山に覆われた極寒の惑星を舞台に、人型兵器「バイタルスーツ(VS)」を操る人間たちと原生生物“エイクリッド”との生存の戦いが展開していく。
 主人公のキャラクターモデルには、韓国の人気俳優イ・ビョンホン氏を起用。金城武氏が起用された『鬼武者』、故・松田優作氏が起用された『鬼武者2』のように、実在する俳優の演技を再現することでストーリー性が豊かな作品になっているという。

極自然環境での行動が可能になる「バイタルスーツ」を装着して、巨大生物“エイクリッド”と戦っていく『ロスト プラネット』。Xbox Liveを利用した、マルチプレイにも対応していくとのことだ。


 本日行われた制作発表会には、『ロスト プラネット』のエグゼクティブプロデューサーを務める稲船氏、そして主演のイ・ビョンホン氏が出席。それぞれ、今作にかける意気込みを語ってくれた。



『ロスト プラネット』エグゼクティブプロデューサー
稲船敬二氏

「この『ロスト プラネット』は、タイトルを聞いて想像できる通りのSFものです。ゲーム業界では、これまでにSF作品で大ヒットになったタイトルはまだありません。ですから、『ロスト プラネット』は絶対に成功させる! という気持ちで開発しています。ちゃんとしたSFということで、ストーリーも凝っています。人間ドラマを描くには、人間が本当に演技した方がいいものになるということを『鬼武者』の経験から学んでいたので、イ・ビョンホンさんの起用を決定しました。Xbox 360は、本当にすばらしいハードです。もっともっと、いろんな可能性を秘めているので、その可能性を引き出して開発していきたいと思います。ユーザーはもちろん、イ・ビョンホンさんの期待を裏切らないようなタイトルにしますので、楽しみに待っていてください。」



イ・ビョンホン氏

「もともとゲームが好きで、『鬼武者』や『バイオハザード』のファンだったので、今回『ロスト プラネット』に出演することができて本当にうれしいです。まだ開発は始まったばかりですが、これからどんどん自分らしい演技を入れていきたいですね。演じるキャラクターが記憶喪失という設定なので、最初のうちは無表情だけど、ストーリーが進むうちにだんだん感情が表に出るようになっていきます。このストーリーは、映画にしても遜色ないものになっているので、完成が楽しみです。日本にはゲームファンが多いという話を聞きました。自分が主演しているゲームをプレイするというのは変な感じですが、ぜひ皆さんと一緒に遊んでみたいです。」

 

 

 イ・ビョンホン氏がモデルとなった『ロスト プラネット』の主人公。モデリングには、イ・ビョンホン氏の顔のデータを取り込んでCGとして再現するという手法がとられている。



 次世代ゲーム機「Xbox 360」の発売に合わせて制作が発表された『ロスト プラネット』。発売時期は2006年度冬となっているので、イ・ビョンホン氏のファンはもとより、Xbox 360を購入した人はプレイできる日を楽しみに待っていよう。


データ

(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

▼『ロスト プラネット エクストリーム コンディション』
■メーカー:カプコン
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:A・STG
■発売日:2006年度内 冬
■価格:未定

■関連サイト
『ロスト プラネット エクストリーム コンディション』公式サイト
カプコン