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2005年12月12日(月)

ゲームのTV-CM史上、最もインパクトのある内容!『ダビつく5』TV-CM記者会見

 12月10日、セガが2006年1月19日に発売を予定している競走馬育成シミュレーションゲーム『ダービー馬をつくろう!5(以下、ダビつく5)』のTV-CM収録が都内のホテルで行われ、その会場において記者会見が行われた。

 『ダビつく5』のTV-CMには競馬評論家の井崎脩五郎氏と、グラビアアイドルであり競馬予想家としても活躍している藤川京子さんの2人が起用されている。TV-CMは、あるホテルの一室を舞台に、身支度を急ぐ男性(井崎氏)とベッドに横たわる女性(藤川さん)が大人の演技を展開。「ねぇ、産んでもいい?」と女が男にささやき、驚いて固まる男。「一生懸命育てるから」の言葉に、男は額に汗を滲ませながら女の方に振りむくと……という内容になるという。

 記者会見で井崎氏は、「素晴らしいデキですね。ゲームのTV-CM史上、最もインパクトのある仕上がりになっていることは間違いないですね(笑)」とコメント。一方の藤川さんは、『ダビつく3』、『ダビつく4』のTV-CMには声のみの出演で、CMに出演することは今回が初めて。「愛人役っていう感じなので、緊張しました。こういう台詞を言ったことがないので、雰囲気を出せるようにいろいろな言い方を練習してきましたが、わりとサラッと言うことにしました」とのこと。2人の“大人の演技”、井崎氏のリアクション、そしてオチに注目しておきたいところ。TV-CMのオンエアは12月24日からとなるので、ファンはその内容をぜひチェックしてほしい。

 また、ゲームのアフレコ収録について井崎氏は、「自分で書いた原稿をいつものしゃべり方で読んでいいと言われたので、大変楽でした(笑)。300種類くらいの台詞のパターンを用意しましたが、ボツになるかなと思った台詞もすべてそのまま使ってくれて(笑)」と収録中のエピソードを披露。レアなコメントも多数用意されているとのことなので、ゲーム中は井崎氏のさまざまな台詞に耳を傾けたいところだ。

 記者会見の最後には、『ダビつく5』プロデューサーの宮崎浩幸氏も登場。「来年は別のハードが発売されると思いますので、PS2で出すのはこれが最後になるでしょう、という思いを込めて、映像、音声、そして遊び方についても、PS2で表現できる競馬ゲームの限界を追及しようという気持ちで作りました」とのこと。「スタッフ、関係者が総力をあげて作った作品です。ぜひ楽しんでください」と締めくくった。

 『ダビつく5』は、競走馬を育成し、G1レースを制覇していくことが目的の競走馬育成SLG。ホースパークを運営していく「牧場経営要素」や、愛馬の名前を実況する「音声合成」、牝馬クロスや特殊クロスといった独自の「配合理論」といった、シリーズ独特の要素を継承しつつ、レースシーンの完全3D化や香港の沙田(シャティン)競馬場の登場など新要素が多数追加されている。『ダビつく』シリーズのファンは2006年1月19日の最新作の発売を楽しみに待っていよう。



実況としてゲームに声で出演している競馬評論家の井崎脩五郎氏(写真上)と、競馬界でも活躍するグラビアアイドルの藤川京子さん(写真下)。「ゲームCM史上最もインパクトのある仕上がり」という内容に注目だ。

「ゲームCM史上最もインパクトのある仕上がり」という内容に、ぜひ注目したい。

最後は『ダビつく5』プロデューサーの宮崎浩幸氏(左)も登場。ゲームについても、CMについても「最後だから“やれるだけやるか”という気持ちで作りました」と話した。



レースシーンが3D化されるなど、システム面も大幅にパワーアップしている『ダビつく5』。ファンが待ち望んだ数々の新要素も追加されている。

(C)SEGA Corporation,2006

データ

▼『ダービー馬をつくろう!5』
■メーカー:セガ
■対応機種:PS2
■ジャンル:SLG
■発売日:2006年1月19日
■価格:7,140円(税込)

■関連サイト
『ダービー馬をつくろう!』シリーズ公式サイト
セガ