2005年12月5日（月）

“シャドウ”がパンクラスのリングに再び！プロデューサー・中氏＆飯塚氏も応援に

　12月4日にディファ有明で開催された総合格闘技団体「パンクラス」の興行試合「PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR」最終日に、セガのキャラクター“シャドウ”が登場した。

　「PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR」にはセガサミーグループが特別協賛しており、総合格闘技団体「パンクラス」と、セガがPS2、GC、Xboxでそれぞれ発売を予定している『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』のタイアップが実現。11月4日に後楽園ホールで行われた興行試合に続き、リングマットに「パンクラス」と『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』のロゴをあしらった「シャドウデザイン」が採用された他、“シャドウ”が勝利選手に目録を渡すプレゼンターとしてリングに現れた。

　会場には『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』チーフプロデューサーの中裕司氏、プロデューサーの飯塚隆氏も姿を見せた。2人は、これまで格闘技とは縁がなく、このような機会でもないとなかなか格闘技を生で見るチャンスがないと話していたが、格闘技の試合を目の当たりにし、その迫力に刺激を受けたとか。「9試合では物足りない、もっと見たい」と、おおいに試合を楽しんでいたようだ。

　“シャドウ”が格闘技のリングに上がったことについて、中氏は「最初は“ちょっと場違いかな？”とも思っていましたが、パンクラスのロゴが“シャドウ”のカラーとマッチしたデザインだったので、まるでパンクラスのイメージキャラクターかのようにしっくりと収まっている雰囲気でよかったです」と話しており、シリーズの生みの親としてホッとした様子。飯塚氏も、「『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』は、“ソニック”との明確な差別化が特徴。今回のパンクラスとのタイアップも、“ソニック”にはできないプロモーションの一環として行うことができ、すごくよかったと思っています。今後も、“ソニック”ではできないプロモーション展開を“シャドウ”にやってもらいたいですね」と、感想を語っていた。

　中氏と飯塚氏は、『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』の発売日を心待ちにしているファンに向けて、「これまでのファンも、今まで『ソニック』シリーズを遊んでいない人も楽しめるゲームに仕上がっています。ぜひ楽しみにしていてください（飯塚氏）」、「これまでシリーズを作ってきた中で、子どもたちから“ソニックに銃を持たせてほしい”と言われ続けてきました。『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』は、“ソニック”が銃を撃つのはダメだけど、“シャドウ”ならいいかなと思って開発し始めたタイトル。高速アクションをしながら銃を持つという、ちょっと変わった遊びができあがりました。ストーリーも“シャドウ”自身の謎に迫れる、非常におもしろい内容となっているので、プレイヤーが自分の意思でどういった“シャドウ”にしていくかを楽しんでもらえればいいなと思います（中氏）」とコメント。“ソニック”とはまた一味違った魅力を持つ“シャドウ”の活躍を楽しみにしていよう。

後楽園ホールに続き、2度目のリング登場となる“シャドウ”。前回同様、第6試合とメインイベントとなる第9試合の勝利選手に目録を手渡した。

リングに上がった“シャドウ”は俊敏な動きを見せながら、最新作『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』の発売をアピール。

中氏はさまざまなコラボレーションについて、「来年は『ソニック』シリーズ15周年。何かこれまでと違ったことができればいいなと考えています」とコメント。ちなみに、“ソニック”とのエキシビジョンマッチを提案された“シャドウ”は、「望むところだ」とうなずき、やる気満々の様子。(左から中氏、“シャドウ”、飯塚氏)

データ

▼『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』
■メーカー：セガ
■対応機種：PS2/GC/Xbox
■ジャンル：ACT
■発売日：2005年12月15日
■価格：各7,140円(税込)
※プレイステーション・ドットコム・ジャパンの販売価格：6,426円(税込)
※セガダイレクトの販売価格：各6,426円(税込)
※Amazonの販売価格：PS2版 6,069円(税込)/GC版、Xbox版 6,283円(税込)

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