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2005年2月18日(金)

【AOU】タイトーは、『ハリキリオンライン』など「TypeX」新作ラインラップに注目

 本日2月18日より千葉県幕張メッセで開催されている「AOU 2005 アミューズメント・エキスポ」。タイトーブースではマイクロソフトの「Windows XP Embedded」をベースとした基盤「TAITO Type X」のタイトルを中心に最新ゲームが多数出展されていた。

 今回タイトーブースの目玉タイトルは、育成SLGとして発表された『ハリキリオンライン プロ野球』。このゲームは「TAITO Type X」のオンライン対応筐体「NESYS TP キャビネット」の第1弾となるタイトルで、メイン画面にはタッチパネル搭載の大型17インチ液晶が採用されている。
 ゲームの内容は、プロ野球チームの監督として選手を育成し、ペナントレースの優勝を目指すというもの。勝敗に応じて配当される賞金でチームの補強やトレードを行い、オリジナルチームを作り上げていく。専用カードを購入してプレイヤー登録を行い、実在プロ野球球団を選択してゲームをスタート。「試合」と「練習」をこなしながらゲームを進めていくことになる。「試合」は1人でCPU戦、店内対戦、そして店舗間での通信により見知らぬプレイヤーと対戦できる「オンライン全国対戦」が用意されている。稼動は3月の予定だ。

 また、「TAITO Type X」タイトルとしては、人気のグランドマスターシリーズ最新作『TETRIS THE GRAND MASTER 3 TERROR-INSTINCT』、11年ぶりの新作となる『雷電III』なども出展。年々減少傾向にあるビデオゲームだが、当時のコアユーザーを奮い立たせるであろうラインナップは必見だ。

 その他タイトーは、人気レースゲーム最新作となる『BATTLE GEAR 4』を開発していることも明らかに。今回は「APEXERA D1 PROJECT」のスポンサードが決定したとのことで、ドライバーの今村陽一氏のビデオレターが上映された。『BATTLE GEAR』シリーズのファンは、稼動を楽しみに待っていたい。



「NESYS TP キャビネット」第1弾タイトルとなる『ハリキリオンライン プロ野球』。全国の“監督”たちとオンラインで対戦可能だ。

「TAITO Type X」タイトルがずらりと並ぶタイトーブース。人気STGの続編などのリリースでビデオゲームを盛り上げる。



『BATTLE GEAR』に対する思いなどを語る、2003年D1チャンピオンのドライバー今村陽一氏。「とてもリアルで、早く遊びたい」と力強くコメントしていた。


■関連サイト
タイトー
「AOU 2005 アミューズメント・エキスポ」