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2005年2月3日(木)

セガサミー、2004年4月~12月末の業績を発表。パチスロ機などにより大幅増収・増益

 セガサミーホールディングスは本日2月3日、2004年4月1日~12月31日の期間の財務業績を発表した。売上高は3,994億4,300万円で経常利益は907億2,100万円、純利益は462億2,400万円となっている。

 セガサミーホールディングスは、セガとサミーの持つ技術開発力などを統合し、企業価値を最大限に高めることを目的として2004年10月に設立された統合会社。前年期中に設立されたため前年比は発表されなかったが、そのかわりに旧サミー、旧セガごとに分けられた財務業績があわせて発表された。

 これによると、旧サミー分の売上高は2,578億2,400万円(前年比77.8%増)で経常利益は810億9,300万円(前年比100.3%増)、純利益は480億2,200万円(前年比156.8%増)。前期より発売されたパチスロ機「北斗の拳」をはじめ、業界初の13インチ全面液晶を採用したパチスロ機「カイジ」など多数の機種が大ヒットしたため、前年同期を大幅に上回る増収・増益となっている。
 一方、旧セガ分の売上高は1,465億600万円(前年比1.4%増)で経常利益は82億8,300万円(前年比22.0%減)、純利益は34億5,300万円(前年比54.9%減)とのこと。『甲虫王者ムシキング』をはじめとしたアミューズメント施設向けゲームの好調により売上高は増益となったが、経営統合にともなう計画外のアミューズメント施設の閉店などの影響により、経常利益および純利益は前年を下回る結果となった。

 なお、セガサミーホールディングスの2005年3月期までの業績は、2004年11月10日に発表された計画通りに推移しているとのことだ。


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