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2005年4月25日(月)

家庭用ゲーム現参加者は31.9%、CESAが「一般生活者調査報告書」最新版を発刊

 社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA)は本日4月25日、日本と韓国の一般消費者を対象としたゲーム利用などに関する調査報告書「2005CESA一般生活者調査報告書~日本・韓国ゲームユーザー&非ユーザー調査~」を発刊した。価格は5,250円(税込)で、CESAの通信販売の他、全国有名書店などで購入することができる。

 この報告書は、毎年実施している「一般消費者のゲーム利用・ライフスタイル」に関する調査結果をまとめたもの。昨年からCESAが親交の深い「財団法人韓国ゲーム産業開発院」と協力して行った合同調査による、韓国の調査結果もあわせて掲載されている。

 日本国内における「2005CESA一般生活者調査報告書」の調査は、首都圏、京阪神地域に在住する3歳から59歳の一般生活者が対象(有効回答数は1,043)。その中で、「現在も継続的に家庭用ゲームに接している」と回答した人は全体の31.9%で、前回の調査結果37.6%よりもやや減少となっている。
 ちなみに、この調査結果の数値を全人口への拡大推計すると「家庭用ゲーム現参加者」は2,798万人となる。同手法の計算方法を用いると、「ネットワームゲームの現参加者」は305万人、「携帯電話ゲームコンテンツの現参加者」は1,414万人、「PC用ゲーム現参加者」は1,673万人、「アーケードゲーム現参加者」は1,212万人になるという。

 この報告書には、ゲームソフトの購入実績や保有量、ゲームをプレイする子どもを持つ親の対応などについての調査結果を収録。また前回に比べて「非ゲームユーザーの意識調査」も強化しており、非ユーザーがゲームをプレイしない理由などについても分析しているとのことだ。

「2005CESA一般生活者調査報告書」では、ネットワークゲームや携帯電話ゲームコンテンツの進展にともない、今回より家庭用ゲームのみに特化したデータだけでなく、ゲーム業界全体としてとらえるよう変更が施されている。

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■関連サイト
「2005CESA一般生活者調査報告書~日本・韓国ゲームユーザー&非ユーザー調査~」発刊についてのニュースリリース
社団法人コンピュータエンターテインメント協会