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2005年5月20日(金)

【ナムコブース】“塊の王子”がE3にやって来た!?『ソウルキャリバーIII』も体験可能

 ナムコは、日本でも発売が待たれる『みんな大好き塊魂』や『ソウルキャリバーIII』をブース出展。この他にも、新作タイトル『HELLGATE:LONDON』などが出展され、終始賑わいを見せていたブースの様子をお届けしよう。

 『ソウルキャリバーIII』の試遊台で選択できたキャラクターは、1人用モードの“キリク”、対戦モードの“ティラ”と“御剣”の3人。1人用モードでは、CPU操作の対戦相手として“タリム”や新キャラクターの“ザサラメール”らも登場し、開発が順調に進んでいることをうかがわせた。試遊台でも美麗なグラフィックを体験することができたが、今後のさらなるクオリティアップにも期待できそうだ。

 一方、日本国内で7月7日に発売される『みんな大好き塊魂』は、シュールな世界観が海外でも人気を集めているようで、夢中で体験版をプレイする来場者を多数見ることができた。会場で試遊できたのは、学校を舞台にしたステージや一定数の花を塊に巻き込むステージなど。前作をやり込んだというファンも、ボリュームアップして帰ってきた『塊魂』に期待しよう。

 そして先月の発表から注目の集まるPC用ソフト『HELLGATE:LONDON』。今から約30年後のロンドンを舞台としており、悪魔に乗っ取られて荒廃した世界で戦いを繰り広げるRPGだ。FPSの要素も取り入れられ、銃を持つと自動的に主観視点に切り替わる。

 今回のナムコブースでは、『HELLGATE :LONDON』の開発を手がけるflagship STUDIOSの最高ヴィジョン策定責任者のデイビッド・ブレーヴィック氏に、短い時間ながら話を聞くことができた。

 デイビッド氏は、武器について「落ちているアイテムとして銃を拾った場合、スロットに空きがあれば、何かを付け加えることが可能です。いわゆる武器のカスタマイズですね。今回の体験版では20種類の武器が用意されていますが、最終的には100種類を超えるでしょう。」と説明。銃は、毒を射出するものや相手を食べ殺す生き物を射出するものなどが用意されている。
 また銃の他に剣も装備することができ、これらの武器は右手、左手、両手専用などさまざま。『HELLGATE:LONDON』では、FPSが苦手という人でも楽しめるように攻撃に範囲を持たせ、相手に弾が当たりやすいようになっていることが特徴だという。

 ゲームのモードに関しては、「シングルプレイ」と「マルチプレイ」を用意。「マルチプレイ」はまだMAXの人数は決定していないが、同時に50~60人で楽しめるイベントを企画しているとのことだ。
 2006年以降の発売予定で、現在鋭意開発中の『HELLGATE:LONDON』。今後の続報を楽しみに待っていて欲しい。



“王子”の作り上げた大きな塊がブース内に設置されている『みんな大好き塊魂』コーナー。今作では、“王子”のイトコとハトコたちも活躍する。



試遊台や新キャラクターの巨大フィギュアが注目を集める『ソウルキャリバーIII』コーナー。

デモンストレーションプレイをしながら話してくれたデイビッド氏。何回もロケをしてロンドンの街並みを完全再現しているとのことだ。ちなみに、ダンジョンは自動生成となっている。

武器はカスタマイズを行うことも可能で、100種類以上の武器を駆使して戦っていく。武器の照準はアバウトに設定されており、敵に当たりやすく初心者でも遊びやすく工夫されている。


■関連サイト
「Electronic Entertainment Expo 2005」公式サイト(英語のページ)
ナムコ