CESA、2004年ゲーム市場についてのデータを発表。ソフトウェアは国内外ともに増加
社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA)は、2004年のゲーム市場規模をまとめたデータを公開した。このデータは7月発刊の「2005年CESAゲーム白書」に掲載される予定だ。
本日CESAが発表したデータは、2004年1月~12月の期間における家庭用ゲームの総出荷金額、国内総市場規模、ネットワークゲーム市場規模などについてまとめたもの。このデータによると、国内外をあわせたソフトウェアの総出荷額は4,684億円(うち、国内は2,358億円)となっており、国内外ともに前年を約1割ほど上回る結果となっている。
一方、ハードウェアの総出荷額は、昨年の7,045億円を大きく下回る4,407億円。この大幅な減少についてCESAでは、国内外でハードウェア単価の引き下げが行われたことを要因の1つとして挙げている。
また、日本国内の有料ネットワークゲームの利用率・利用金額から推計された、ネットワークゲーム市場の規模は165億円。この推計には、通信費、パッケージ代金、複合カフェ利用料金などは含まれない。
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