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2005年6月28日(火)

『ミュー』の世界に戦乱の時代が到来!8月7日に「MUWORLDWAR」実装

 PC用オンラインRPG『ミュー ~奇跡の大地~』を運営しているゲームオンは、東京都内の「Necca秋葉原店」で大幅アップデートに関するプレスカンファレンスを行った。

 本日のプレスカンファレンスにはゲームメディアの他にも、『ミュー』ユーザーの中から抽選に選ばれた30名が招待されており、会場内では8月7日に実装される新要素「MU WORLD WAR(ミュー・ワールドウォー)」を実際に体験することができた。

 「MU WORLD WAR」は、ユーザーのギルド同士が連合を結成し、城の所有権をめぐって争う戦争イベント。1つの連合につき、最大5ギルドまで参加することができ、攻城側は3連合まで登録することが可能だ。
 毎週月・火曜日が宣戦布告期間となっており、ギルドマスターのレベルが200以上、メンバーが20人以上在籍しているギルドのみが宣戦布告を行うことができる。4連合以上が宣戦布告を行った場合には、水~金曜日の期間内にモンスターがドロップする「君主のエンブレム」をより多く獲得した上位3連合が参加権利を得るという。

 戦争は毎週日曜日、2時間にわたって行われる予定。城内のドラゴンタワーという場所にある台座に、攻城側のギルドマスターが刻印を登録することで城主が交代する。戦争終了時に刻印が登録されているギルドが、次回戦争開催時まで城主を名乗ることが可能だ。
 攻城側がドラゴンタワーに近づくためには、城門や守護石像といった施設を破壊しなければならない。城主ギルドの守備側としては、戦争準備期間中に城門のアップグレードや傭兵NPCの設置を行い、攻城側の進攻を防ぐことが重要となる。

 ゲームオンのチーフプロデューサーである神津晃氏は、「開発の韓国・WEBZEN社からアップデートの内容を聞いた時、私自身は暴力的なゲームが好きではないので戸惑いました。ですが、準備を進めていくうちに、非常にリアリティの高いものに仕上がっていて、実際の戦争がなぜ起きるのかを考えさせられるぐらいのものになっていると思いました。今回、「MU WORLD WAR」が導入されることで、『ミュー』のコミュニティが大きく変わると考えています」とコメントした。

 また会場では、「MU WORLD WAR」導入後のアップデート内容についても解説が行われた。主な内容としては、初心者を手助けしてくれるNPC“シャドー・ファントム”の配置やアイテムドロップ率の向上、新マップの追加など、どれも『ミュー』の世界をより深く、より遊びやすくしてくれそうなものとなっている。今後は半年に1回程度のペースで、追加要素が導入されるとのことなので、ファンは続報を楽しみにしていよう。



今回の大幅アップデートの目玉である「MU WORLD WAR」は、専用のマップ「ロレン峡谷」で行われる。連合内のチームワークを磨き上げ、城主の座を狙おう。



マップ内には城門が6つ、守護石像が4つ設置されている。城門はすべて壊す必要はないが、守護石像をすべて破壊しなければドラゴンタワーに近づくことができない。



戦争に勝利するためには、投石器や傭兵NPCといった新要素を使いこなすことがポイントなる。もちろん指揮系統を組織化することも必要だ。

開会の挨拶を担当した神津氏は、戦争が『ミュー』の世界に導入されることによって、各ギルド間に大きな影響があると予測している。



本日のカンファレンスは抽選で選ばれたユーザー30名が参加し、「MU WORLD WAR」の体験イベントも開催。オンライン参加者も交え、数100名が激戦を繰り広げた。

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データ

■「MU WORLD WAR」実装までのスケジュール
・7月14日…初代城主決定イベント
・7月25日…初代城主決定戦対象ギルド決定
・7月27日…初代城主決定戦「カオスアタック」開催
・7月28日…「MU WORLD WAR」システム実装
・8月1日…攻撃ギルド連合宣戦布告開始
・8月6日…攻撃ギルド連合決定
・8月7日…第1回「MU WORLD WAR」開戦

▼『ミュー ~奇跡の大地~』
■メーカー:ゲームオン
■対応機器:PC(対応OS:Windows98/Me/2000/XP)
■ジャンル:RPG
■サービス開始日:サービス中(2004年2月27日開始)
■利用料金:500円/7日間、1,200円/20日間、2,000円/40日間、4,800円/100日間、自動継続コース1,500円/1カ月(すべて税込)

■関連サイト
『ミュー ~奇蹟の大地~』公式サイト
ゲームオン