ゲーム・リパブリック岡本氏の記念すべき第一歩!『GENJI』発売記念サイン会開催
本日6月30日、PS2用ソフト『GENJI』の発売を記念し、新宿と秋葉原のゲーム取り扱い店舗にて岡本吉起氏のサイン会が開催された。
本日のサイン会は、対象店舗で『GENJI』のソフトを購入し、先着順で配布される整理券を入手した人のみが参加できるというもの。会場の1つである「ソフマップ本店」には、梅雨の蒸し暑さにも関わらず、購入したばかりのソフトを手にした多くのファンが集まった。
店頭に姿を現した岡本氏は、「今日は朝から雨が降ったりしてたので、誰も来てくれないんじゃないかと思っていたんですが、こうやって2万人ほどの人に集まっていただきありがとうございます(笑)。あっという間に終わってしまったら、もう1回並んでくださいね(笑)」と冗談を交えて挨拶し、集まったファンの笑いを誘った。
サイン会では、パッケージや説明書にサインをもらう人がほとんどだったが、中には岡本氏の著書を持ってくるユーザーの姿も確認できた。岡本氏は、それら1つ1つに自画像のイラストとサインを描きながら、ファンとの交流を楽しんでいた様子。ちなみに岡本氏が描いた自画像は、最近になって少しふっくらした表情に変えられたという。さらには、岡本氏のオリジナルキャラクター“オヤジーマウス”も描き加えられるなど、ファンにとってはサービス満点のサイン会となった。
また、イベント終了後に岡本氏は、『GENJI』の魅力や開発時のエピソードについて以下のようにコメントしていた。
――まず本日のイベントの感想をお願いします。
岡本氏「今日は雨が降って、本当に誰も来ないんじゃないかって話していたんです。でもすごくいっぱい集まってくれて、ファンってありがたいなぁと思いました」
――『GENJI』のポイントはどんなところですか?
岡本氏「誰でもエンディングまで遊べるゲームを目指して作りました。そのために、いろんなテクニックを駆使してバランス調整したのですが、長くプレイしてもらえばそれがわかると思います。実は一番面白いのは2周目で、中には4周しても解けない謎がありますよ」
――ご自分で『GENJI』に点数をつけるとしたら、何点をつけたいと思いますか?
岡本氏「全体の出来でいうと、あまり高い点数ではないかもしれません。ですが、与えられた条件の中では満点をつけたいと思いますね。泣きたくなるほどつらいこともありましたけど、自分の子どもと同じくらいかわいい作品になりました」
――最後に、2年間の開発期間の中で、一番大変だったことを教えてください。
岡本氏「前の会社にいた時と何が一番違ったかというと、人材が足りないことでした。すぐに人を補充したりはできなかったんですが、その代わりに今のスタッフがすごい成長してくれたことはうれしいですね。期待できるチームになったと思っています」
ゲーム・リパブリックの第1弾ソフトとして、いよいよ発売日を迎えた『GENJI』。岡本氏の作品のファンは、同氏のゲーム作りへの思いが込められた『GENJI』をプレイし、ゲームリパブリックの今後の活動にも注目しておこう。
『GENJI』のパッケージにサインを描いていく岡本氏。パッケージ1つ1つに時間をかけ、ていねいに描いていた姿が印象的だった。
岡本氏の描いた自画像イラストがこちら。以前の自画像から少しふっくらさせたという頬に注目。
岡本氏はイベント後の記念撮影で、笑顔を見せながら「子どもと同じくらいかわいい」と『GENJI』について語ってくれた。早くも次回作の発表が待ち遠しい限りだ。
データ
▼『GENJI』
■メーカー:SCE
■対応機種:PS2
■ジャンル:A・AVG
■発売日:発売中(2005年6月30日)
■価格:7,140円(税込)
※プレイステーション・ドットコム・ジャパンの販売価格:6,426円(税込)
※Amazonの販売価格:5,998円(税込)
※TSUTAYA onlineの販売価格:6,426円(税込)
■『GENJI』の購入はこちら
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■関連サイト
・『GENJI』公式サイト
・ゲーム・リパブリック
・SCEJソフト情報ページ
・SCE