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2005年7月20日(水)

EA、『ハーフライフ』などで知られるVALVE社タイトルの共同販売権を取得

 エレクトロニック・アーツ(以下、EA)とVALVE社は、米・VALVE社開発のゲームを共同で発売する複数年契約を締結したと発表した。

 VALVE社は、『Half-Life(ハーフライフ)』や『COUNTER-STRIKE(カウンターストライク)』といった人気アクションシューティングゲームを制作したゲーム開発スタジオ。デビュー作となる『ハーフライフ』は、50以上のゲームの賞を受賞し、世界的に高い評価を得ている。

 VALVE社の創立者で社長を務めるゲイブ・ニューウェル氏は、今回の契約について「EAは、優れたゲームをすべてのプラットフォームで世に送り出すことにかけては世界一です。強固な経営構造と流通網を持つEAと、数々の賞を獲得した実績を持つVALVEが力を合わせることで、世界中のゲームファンにPCおよび家庭用ゲーム機対応のすばらしい作品を提供できると確信しています」とコメント。今後、VALVE社の開発タイトルが、EAを通じて世界中で販売される模様だ。

 今回の契約にともない、EAは2005年秋にPC用ソフト『ハーフライフ2:ゲーム・オブ・ザ・イヤー』および『カウンターストライク:ソース』を欧米などで発売(日本を含むアジア地域はのぞく)。また、現在VALVE社が開発中のXbox用ソフト『ハーフライフ2』も、EAより10月に全世界で発売される予定となっている。


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