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2005年8月1日(月)

ついに2005年度『ウイイレ』マスターが決定!「“WE”JAPANGRANDPRIX」決勝戦

 7月31日、日本サッカーミュージアム ヴァーチャルスタジアム」にて、コナミのサッカーゲーム『ウイニングイレブン8 ライヴウエアエボリューション』の全国大会「“WE” JAPAN GRAND PRIX」決勝戦が開催された。

 このイベントは、『ウイニングイレブン』シリーズの2005年度ナンバーワンプレイヤーを決定する全国大会で、3月20日から各地で予選大会が実施されてきた。この日、決勝トーナメントに集結したプレイヤーは合計18名。地区予選大会の優勝者だけでなく、全国ランキング上位のプレイヤーやオンライン対戦を利用したネットワーク予選大会優勝者など、いずれも劣らぬ強豪たちが熱い試合を繰り広げた。

 トーナメント決勝に勝ち上がったのは、全国ランキング2位の松浦有志さんとネットワーク予選大会優勝者のシェードさん。会場には『ウイニングイレブン』シリーズ統括プロデューサーの高塚新吾氏も姿を見せ、決勝戦の解説を担当した。
 試合開始前のチーム選択画面、松浦さんとシェードさんの2人はともにブラジルを選択。チームの能力差ではなく2人の実力が勝敗を分ける、決勝にふさわしい組み合わせとなった。

 いよいよキックオフとなった決勝戦だが、開幕直後にシェードさんの強烈なシュートが松浦さんのゴールを襲う。このままシェードさんが勢いに乗ると思われたが、先制点を取ったのは松浦さん。“ロナウド”や“アドリアーノ”といった強力なフォワードで、シェードさんのディフェンス陣を切り崩し、見事に先制ゴールを奪った。しかし、先制を許したシェードさんも、まったく引く気配は見せない。前半40分に同点ゴールを決め、小さくガッツポーズを決めたシーンが印象的だった。

 後半戦も一進一退の攻防が続く。こぼれ球を押し込んで逆転ゴールを決めた松浦さんは、守備でも光るプレイを見せてくれた。シェードさんにゴール前の突破を許した松浦さんだったが、キーパーの頭上を越すループシュートをヘディングでスーパークリア。ギャラリーから大歓声を引き出した。
 一方のシェードさんはレッドカードをもらってしまい、10人で1点差を追う苦しい展開に。素早いカウンターで何度かチャンスを作り出したが、松浦さんの堅い守備を崩せないまま試合は2対1で終了。2005年度ウイイレマスターの称号は、松浦さんの頭上に輝いた。

 優勝した松浦さんには、『ウイニングイレブン9』のイメージキャラクターであるジーコ氏、中村俊輔氏のサイン入りボールと優勝トロフィーが高塚氏から手渡された。本当にうれしそうな笑顔を見せていた松浦さんだが、彼の戦いはここで終わるわけではない。
 松浦さんは、日本代表の座をかけて2004年度ウイイレマスターのちゃっぴーさんと欧州(コルシカ島の予定)で対戦。さらに、この試合の勝者は10月に欧州チャンピオンと対戦することになる。

 これまで以上に白熱した試合となることが予想される「世界ナンバーワンプレイヤー決定戦」。日本を代表して世界へと挑戦する松浦さん、ちゃっぴーさんの2人から、今後とも目が離せない。

こちらが決勝トーナメントの行われたステージ。客席には大勢のギャラリーが集まり、スクリーンに映し出される試合の行方を見守った。

『ウイニングイレブン』シリーズ統括プロデューサーの高塚新吾氏。「全体をコンパクトにして、中盤でボールを支配した方がいいかもしれない」と、2人にアドバイス。

スクリーンでは、元日本代表の北澤豪氏からのビデオレターも上映。試合前の2人に、熱いメッセージを贈った。





ブラジルを操作し、攻撃的なサッカーで客席を魅了した松浦さんとシェードさん。一瞬たりとも気の抜けない緊張感が、試合会場を包み込んだ。



優勝を決めたのは、ギャラリーの大歓声を味方につけた松浦さん。日本代表決定戦に向けて「一生懸命やるだけ。楽しみです!」とコメントしてくれた。


■関連サイト
『ワールドサッカーウイニングイレブン』シリーズ公式サイト
コナミ