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2005年8月4日(木)

セガ、「東京ジョイポリス」の営業を8月中旬より再開。アトラクション機器を改修

 セガは、4月18日に施設内のアトラクションにて転落事故が発生して以来停止していた、「東京ジョイポリス」の営業を8月中旬より再開することを明らかにした。

 同社では事故の反省点を踏まえ、外部の専門家を交えて「東京ジョイポリス」内の安全性を総点検するとともに、再発防止とさらなる安全対策の確立に向けて検討を重ねてきたという。今回、事故原因に関する社内調査の完了、安全基準の設定、各種マニュアルの整備および社内体制の構築など、詳細な安全対策が確立されたため営業が再開されることとなった。事故が発生したアトラクション機器2機種については、現在改修作業が進められており、同施設の営業再開に必要な安全対策はこの作業の完了によって全て整うことになるとのことだ。

 今後セガは、2度とこのような事故が発生することがないように安全対策の徹底に努めるとともに、これを一過性の取り組みに終わらせることのないよう、継続的に見直しを図っていくとしている。
 なお、これまで大阪・梅田、岡山の各ジョイポリスでも可動幅の大きなアトラクションの運行を停止していたが、同様の安全対策の確立に基づいて、本日8月4日より稼動が再開されている。


■関連サイト
「東京ジョイポリス事故対策委員会」最終報告
「東京ジョイポリス」紹介ページ
セガ