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2005年8月8日(月)

個性豊かな武将たちがさらに大暴れ!『戦国BASARA』ドラマCDアフレコ収録レポ

 カプコンのPS2用ソフト『戦国BASARA』をもとにしたドラマCD「戦国BASARA ~宿命! 川中島の合戦~ ドラマCD」の収録が、都内で行われた。

 ドラマCDでは、武田軍と上杉軍の決戦の場となった「川中島の戦い」を舞台に、“伊達政宗”と“真田幸村”のどちらが強いのかという、ゲームでは語られなかった新たなシナリオが展開。加えて、豪華声優陣が演じる“武田信玄”、“上杉謙信”、“猿飛佐助”、“かすが”といった主要キャラクターたちの活躍も楽しめる。

 今回、アフレコ収録に参加した中井和哉氏(“伊達政宗”役)、保志総一朗氏(“真田幸村”役)、玄田哲章氏(“武田信玄”役)、子安武人氏(“猿飛佐助”役)、桑谷夏子さん(“かすが”役)が、ドラマCDの聴きどころなどについて語ってくれた。

●中井和哉氏(“伊達政宗”役)
「“伊達政宗”は単独行動が多いので、“お館様”と“幸村”の掛け合いシーンはうらやましかったです。この作品の“政宗”は英語を喋るようなキャラクターなので、史実を意識して演じるということはなく、結構やりたい放題やらせていただきました(笑)。終始熱いテンションで収録したので、ファンの方にその雰囲気が伝わると嬉しいです。」

●保志総一朗氏(“真田幸村”役)
「戦国時代が舞台になっているので、言葉づかいなどには気を使いました。ただ、あまりそのことに捕らわれずに、自分なりの“真田幸村”を演じさせていただきました。また、ゲームをプレイした人はわかると思いますが、今回のドラマCDも“お館様”との掛け合いは聴きどころです(笑)。」

●玄田哲章氏(“武田信玄”役)
「ゲームでは“信玄”と“幸村”が殴り合っている最中に掛け合いが行われるんですけど、ドラマCDだと音でしか聞こえないので何をしているのか不鮮明なんですよね。何をしているのか想像をふくらませながら聴いていただければ、また楽しみが増えるのではないかと思います(笑)。本作の“信玄”は、皆さんが抱くイメージに近いキャラクターで描かれているのではないかと思います。ただ、あまり意識をせず、真剣に演じていれば、自分なりの魅力を出せるのではないかと思って収録に挑みました。」

●子安武人氏(“猿飛佐助”役)
「皆さんが想像する“猿飛佐助”といえば、小柄で猿っぽい忍者ではないかと思うのですが、今回のゲームやドラマCDでは“キザな兄ちゃん”といった少し違う雰囲気で表現されています。どちらかと言えば僕自身がそういうキャラクターなので、演じやすかったですね。あと、“政宗”の小粋な英語を、このドラマCDの収録でようやく聞けて、思わずニヤリとしちゃいましたね(笑)。 ゲーム本編には描かれていない“佐助”と“かすが”のシーンもぜひ楽しんで聴いて下さい。」

●桑谷夏子さん(“かすが”役)
「“かすが”は完全なゲームオリジナルキャラクターなので、特に時代背景などを意識せずに演じることができました。ゲームの中で、“佐助”が“かすが”に「よ、調子どう?」と声を掛けてくる馴れ馴れしい雰囲気のシーンがあるのですが、その謎がこのドラマCDで解明されています。ぜひ聴いて確認してください。」


 実際の戦国時代とはかけ離れたイメージで、個性豊かに描かれた武将キャラクターたちの活躍がより深く堪能できるドラマCD。『戦国BASARA』をプレイしたファンは、発売を楽しみにしていよう。

『戦国BASARA』の新たなシナリオが収録されているドラマCD。ゲーム中では語られない人間関係なども、このドラマCDで明らかに。

破天荒な設定で描かれた個性的な武将キャラクターが多数登場する『戦国BASARA』。豪華な声優陣も魅力の1つとなっている(左から中井氏、玄田氏、保志氏、子安氏、桑谷さん)。

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データ

▼『戦国BASARA』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS2
■ジャンル:ACT
■発売日:発売中(2005年7月21日)
■価格:7,140円(税込)

▼「戦国BASARA ~宿命! 川中島の合戦~ ドラマCD」
■発売元:サイトロン・デジタルコンテンツ
■販売元:ソニー・ミュージックディストリビューション
■発売日:2005年9月21日
■価格:3,150円(税込)

■関連サイト
『戦国BASARA』公式サイト
カプコン
サイトロン・デジタルコンテンツ