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2005年9月1日(木)

【AMショー】バンプレスト、ケイブ、カプコンなどなど。ブースレポートをダイジェストで!

 多数の新作タイトルが発表され、初日から盛り上がりを見せている「第43回AMショー」。先に掲載したナムコ、セガブース以外でも、終始長い列の絶えなかった試遊台や、映像出展のみの初公開タイトルなどを確認できたので、以下に紹介していこう。

■バンプレストブース

『機動戦士ガンダム 戦場の絆』

「キャラホビ2005」で発表された『機動戦士ガンダム 戦場の絆』は、半球型のスクリーンを搭載した新型筐体「P.O.D」が特徴。会場では、連邦軍とジオン軍に分かれて4vs4の対戦が楽しめた。操作には2本のレバーと2つのペダルを使用。カードに戦績を記録することも可能だ。


『超ドラゴンボールZ』

『超ドラゴンボールZ』は、船水紀孝氏(写真中段左)率いるクラフト&マイスターが開発を進めている3D格闘ゲーム。キャラクターを自由にカスタマイズすることができる他、「空中に敵を打ち上げてかめはめ波で追撃」など「ドラゴンボール」ならではの連続技を楽しめる。ブース内ステージでは、船水氏とバンダイの馬場龍一郎氏(写真中段右)による開発トークショーや、歌手の影山ヒロノブ氏(写真下段)によるスペシャルライブといったイベントが行われた。


■ケイブブース

『エスプガルーダII』&『パズル!虫姫たま』

かわいいコスプレイヤーさんたちが出迎えてくれるケイブブース。6台設置された『エスプガルーダII』の試遊台には、プレイを待つユーザーが常に行列を作っていた。一方の『パズル! 虫姫たま』は、レバー1本のみという簡単操作がウリのパズルゲーム。10月からは、各地のゲームセンターでスコアトライアルが実施されるとのことだ。


■カプコンブース

『WAR of the GRAIL(ウォー・オブ・ザ・グレイル)』

カプコンブースのプレイアブル出展は、プライズゲームとメダルゲーム機のみとなっていたが、ブース内のモニターでは新作ビデオゲーム『WAR of the GRAIL』の映像が初公開された。詳細は不明だが、「舞台は大戦争」、「vs.シリーズのクリエイター集結」、「ICカードシステム」、「店舗間ネットワーク」といったキーワードが公開された。根強いファンを持つデザイナー・西村キヌ氏の描くキャラクターにも注目だ。


■タイトーブース

『ゾイドカードコロシアム』

人気コンテンツ「ゾイド」をメインにラインナップしていたタイトーブース。目玉タイトルは、キッズ層からの注目が集まると思われるカードゲーム機『ゾイドカードコロシアム』。ステージ上では、『式神の城 III』や『HALF-LIFE 2 SURVIVOR』といったタイトルが映像出展されていた。


■アルゼブース

『ソーサリアン レジェンド』&『ダイダロスの迷宮』
&『VMJAPAN ~幻符乱戦記~』

いずれもアルゼのネットワークサービス「ぷらっとネット」に対応しており、、PCや携帯電話からでも冒険に参加できる「マルチアクセスプレイ」が特徴の1つ。また、『ダイダロスの迷宮』(写真上段右)は専用の「フィギュアユニット」を、『VMJAPAN』(写真下段)は多彩なカードを使用してプレイする。店舗間を結んでのネットワークプレイも白熱しそうだ。

 各ブースを駆け足で紹介したが、今回の「AMショー」にはタッチパネルやカードといった操作系を採用したタイトルが多数出展されており、大型筐体がメインになりつつあるアミューズメントスポットの変化、可能性をあらためて感じることができた。一方で、レバーとボタンのみというゲームは徐々に数を減らしつつあるが、ビデオゲームもフロアを構成する重要なタイトルのはず。来年の「AMショー」では大型筐体の進化とともに、シンプルかつ奥深い魅力を持ったビデオゲームの巻き返しにも期待したい。


データ

■「第43回アミューズメントマシンショー」開催概要
【開催期間】2005年9月1日、2日(業者招待日)、3日(一般公開日)
【会場】幕張メッセ 1・2・3ホール(千葉市美浜区中瀬2-1)
【開催時間】各日10:00~17:00
【入場料】中学生以上 前売券700円(税込)、当日券1,000円(税込)/小学生以下・60歳以上は無料
【前売券発売日】発売中(2005年7月1日)
【前売券販売場所】チケットぴあ、CNプレイガイド、ローソンチケット、JR東日本みどりの窓口、びゅうプラザ、首都圏内のファミリーマート、ampmの各店舗窓口

■関連サイト
バンプレスト
ケイブ
カプコン
タイトー
アルゼ
「第43回AMショー」公式サイト