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2005年9月16日(金)

セガブースは試遊台の海! 『龍が如く』プロデューサー・名越氏のコメントもゲット!

 今年も広大なブース展開を見せ、「東京ゲームショウ」へかける意気込みがビシビシ伝わってくるセガブース。ブース右手に特設ステージが組まれ、バックの巨大スクリーンには常時デモムービーが上映されている。左手に広がるプレイアブルゾーンには、各タイトルの試遊台がいくつもの円陣を組むように配されており、注目タイトルをいち早くチェックしようとする人が集まり大盛況だった。

 セガブースで一際人が集まっていたのが『龍が如く』だ。試遊は時間によって区切られた完全入れ替え制となっており、プレイするためには、あらかじめ受付でチケットを手に入れておかなければならない。そのチケットと引き替えに、シークレットブースへ入れるというわけだ。『龍が如く』のブースは2つの部屋に分かれている。まず最初の部屋には巨大なスクリーンが設置され、ミニシアターのようになっている。ここでゲームの概要や世界観、操作方法などが約15分にわたって解説される。このデモムービーを見終わると2番目の部屋、試遊スペースへの移動だ。プレイアブルスペースへの扉が開かれると、そこは見回す限りの“赤”の部屋。照明、壁、床、試遊台、すべてが赤色に統一され、ミラーボールの光が流れている。試遊は20分間で、ソファーに座ってゆったりとプレイできる。ブラックスーツや煌びやかなドレスを身にまとったスタッフが丁寧にアドバイスをしてくれた。
 体験版では、繁華街である店を探すモードと、ゲームの見どころを追っていくモードの2つが選択可能で、今回は店を探すモードを遊んだ。プレイしてまず驚くのが、繁華街のリアルさ。主人公を移動させるとき、人にぶつかれば相手はよろけ不満そうな顔をするし、
あちこちから人々の会話が耳に飛び込んでくる。パチンコ屋に入れば実際にスロットを打てるし、牛丼屋に立ち寄ることもできる。
 店を探しウロウロしていると、突然チンピラに絡まれバトルへ。パンチやキック、投げ技はもちろんダウンさせた敵を踏みつけたり、看板を拾い殴りつけたりと様々なアクションが、各ボタンをポンポン押していくだけで簡単に繰り出せた。

 とても体験版とは思えないクオリティの高さに驚きつつ、20分の試遊時間はあっという間に過ぎてしまった。この体験版を遊ぶために必要なチケットは数に限りがあるので、絶対に遊んでみたい! という人は、早めに足を運ぶといいだろう。なお、『龍が如く』は18歳以上対象のA・AVGとなっており、18歳未満は入場はできない。

 『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』と『ソニックライダーズ』のコーナーでは、日本人はもちろん海外メディア関係者がひっきりなしに訪れ、熱心にプレイしている姿が目立った。『頭文字D STREET STAGE』と『セガラリー2006』のコーナーも同様で、海外での注目度の高さがうかがえる。ほかにもニンテンドーDSコーナーでは、『ぷよぷよフィーバー2【チュー!】』や『赤ちゃんはどこからくるの?』といった人気シリーズ最新作の体験版がダウンロードプレイできるとあって、マイDSを手に熱心にプレイする人の姿が目立っていた。

 ブースの広さ、出展タイトルの多さが魅力のセガブース。ほとんどのタイトルがプレイ可能とあって、人の波が引くことはなかった。1日では遊び尽くせないほどのおもしろさが詰まったセガブースをぜひ体感してもらいたい。



ブースの端が見えないほど、セガブースは広い!ブース裏手には、数え切れないほどの試遊台がズラリ。



『龍が如く』の各回チケットは、配布開始と同時にあっという間に終了してしまった。

『龍が如く』ブース前で、偶然プロデューサー・名越氏と遭遇。アポなしの撮影依頼にも関わらず、笑顔で応じてくれた。「このゲームはすんごい楽しいですよ! ぜひ遊んでみてください!」とのコメントを頂いた。その言葉に偽りなし! 興味のある人は早めにチェックするべし!!





試遊スペースは、どのタイトルも行列ができており大盛況だった。プレイ後にDVDやぬいぐるみなど、おみやげがもらえるタイトルも多くお得感も満点だ。


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