2005年9月16日(金)
■『ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき]』(PS2)
広大な超未来の宇宙を舞台に、壮大なストーリーが語られてきた『ゼノサーガ』のストーリーを完結する作品。昨年6月に発売された前作『ゼノサーガ エピソードII [善悪の彼岸]』のエンディングから1年後のストーリーが展開する。 |
<キャラクター>
“シオン・ウヅキ” | “KOS-MOS” |
シリーズを通しての主人公。自分の所属する巨大企業ヴェクター・インダストリーが、一連のグノーシス現象と密接に関わっていることを知り、彼女はヴェクターを退社することに。その後、ヴェクターの企みを暴くために地下組織「スキエンティア」と手を組み、活動を開始する。 | “シオン”が開発した女性型戦闘用アンドロイド。“KOS-MOS”とは、対グノーシス用に開発された戦闘システムの総称で、彼女自身の名前ではない。『エピソードIII』では“KOS-MOS”開発計画自体が中止され、代わりとして新たなアンドロイド“T-elos(テロス)”が登場するとのことだが……。 |
キャラクターイラストが発表されたのは、『エピソードIII』でもメインとなるであろう“シオン”と“KOS-MOS”の2人のみ。スクリーンショットでは、2人の他にも“M.O.M.O.”、“Jr.”、“ジギー”、“ケイオス”、“ジン”といったキャラクターの姿が確認できる。グラフィックは前作のイメージを踏襲しつつ、主要キャラクターのコスチュームを一新。ストーリーの進行によってコスチュームが変化するキャラクターも存在する。 |
<戦闘システム>
「キャラクターバトル」 | |
「ロボットバトル」 | |
これまでのシリーズと同じく、キャラクターが生身で戦う「キャラクターバトル」と、人型端末兵器“E.S.”に搭乗して戦う「ロボットバトル」の2パターンの戦闘システムが用意されている。「ロボットバトル」の舞台には、広大な宇宙空間や巨大空洞などが用意されており、バトルマップを自由に飛び回る爽快感あふれる演出の戦闘が楽しめるようだ。 |
<フィールド>
宇宙空間や未来的な街並みだけでなく、本作には谷や河川といったフィールドも登場。街中では、立っている人に近付くと自動的に会話ウィンドウが開く。話しかけることで、ウィンドウ内でオレンジ色に光っている単語について詳しい情報を得ることができる。 |
■『ゼノサーガI・II』(DS)
PS2で発売された『ゼノサーガ エピソードI [力への意志]』、『ゼノサーガ エピソードII [善悪の彼岸]』のストーリーを1本に収録。DS版オリジナルのエピソードを盛り込み、全20章という形で再構成されたストーリーには、新キャラクターも登場する。DSならではの遊びやすさやグラフィックが魅力となっているので、PS2版をプレイした人も楽しめる内容になるとのことだ。 |
キャラクターグラフィックは、新たに描き下ろされたものを使用。フィールドやイベントシーンはほぼ2Dで表現され、マップ上のキャラクターもかわいらしい3頭身に変更されている。イベントシーンではアニメ風の一枚絵が挿入され、ストーリーを盛り上げる。 |
DS版オリジナルの新イベントにも注目が集まる。PS2版では紹介しきれなかったエピソードを多数盛り込まれているとのことなので、“シオン”や“KOS-MOS”ら魅力的なキャラクターたちの新たな一面を見ることができそうだ。 |
DSの2画面を利用した新バトルシーンとメニュー画面。 ※この画面の顔アイコンはPS2版『エピソードI』のグラフィックをハメ込んだもの。完成版では変更される。 |
戦闘システムはPS2版のものを継承しており、強力なブースト攻撃も健在。詳細は不明だが、メンバーの個性を戦術に取り入れる「P・F(仮称)」という新システムも搭載されるという。もちろん巨大メカ「E.S.」同士の戦闘も再現されている。 |
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※『ゼノサーガI・II』は「ゼノサーガ ジ アニメーション」との関連性はない
※画面写真および記事内容はすべて開発中のもの
■『バテン・カイトスII ~始まりの翼と神々の嗣子~』(GC)
2003年12月にGCで発売された『バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』の続編がついにリリースされる。本作で語られるのは、前作の時代から20年前の物語。新キャラクターはもちろん、前作の人気キャラクターも登場し、世界に起こる異変の謎が解き明かされる。 |
『バテン・カイトスII』ストーリー |
はるか昔、神々の時代――。 立ち込める煙塵。揺れ動くひとつの影。 目の前に広がるは神々の遺体。 闇の眷属の力を得た、邪神マルペルシュロが起した大戦。 大戦から1000年後。 人々は空に浮んだいくつかの大陸に分かれて平穏に暮らしていた。 しかし今、その大陸のひとつを支配する帝国アルファルドは、発達した科学技術を後ろ盾に、機械を使って全ての大陸を管理しようとする"マキナ化政策"を近隣諸国に広めようとしていた。 ある日、帝国アルファルドが擁する精鋭暗殺部隊にひとつの大それた任務が下される。 その中には精霊憑きの少年、サギの姿があった。 失うものと、守るべきもの。それぞれのこころに秘める想い。 様々な野望が渦巻く中、サギは真の目的を知る為、その一歩を踏み出すことになる。 |
主人公“サギ” |
心の中にもうひとつの意識“精霊”を持つ15歳の少年。 帝国のエリート集団とされる、暗黒部隊に所属する。 明るく前向きで素直な面を持つ反面、 お金のためなら犠牲もいとわないところがある。 |
『バテン・カイトスII』では、プレイヤー自身が“サギ”に宿る「精霊」として物語に登場。“サギ”にアドバイスを与えながらゲームを進めていく。“サギ”と前作のキャラクターが、どのような関係で描かれるのかにも注目したい。 |
新大陸だけでなく、前作で冒険した街や大陸も登場。同じ街でも地形・マップが変わっているなど、前作をプレイしていた人も新鮮な気持ちで冒険することができる。 |
前作でも注目を集めた「マグナスバトル」は、戦闘時のコマンドを視覚的に表現した戦闘システム。画面下部に表示されたカード状の「マグナス」を選択するだけで、さまざまなコンボを発動することができる。『II』ならではの新システムもありそうだが、果たして……? |
データ
▼『ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき]』
■関連サイト
・モノリスソフト
・ナムコチャンネル
・ナムコ