2005年9月6日(火)
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本日行われた報告会には、ガンホー代表取締役社長の森下一喜氏、ブロッコリー代表取締役会長の木谷高明氏が出席。森下氏は会場内のプロジェクターを使用し、これまで語られていなかった『ECO』の世界観、現在実施されているオープンベータテストの状況、そして「東京ゲームショウ2005」を含む今後の展開について解説した。
『ECO』の世界観 |
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冒険の舞台となっている“アクロニア大陸”は、“エミル”たちが暮らす地上世界。パラレルワールドとして、“タイタニア”の世界と“ドミニオン”の世界が存在する。このパラレルワールドへの移動手段は、今後の展開で明らかにされていく。 |
オープンベータテストの状況 | |
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現在『ECO』のオープンベータテスト登録会員数は、開始2週間にして19万人を記録。同時接続者数は約1万人で、1日の合計訪問者数は3万人ほど。これまでガンホーが展開してきたオンラインゲームの中では、ユーザーから最も多くの要望が寄せられているコンテンツになっているという。 森下氏は、携帯電話向けサイトを利用した会員登録など、ユーザー登録の敷居を低くしたためにより多くのユーザーを取り込むことができたとしている。今後はチャット目的にPCを利用しているユーザー層に向けた展開も行っていくとのことだ。 |
『ECO』の職業ツリー |
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現在プレイヤーキャラクターとして使用できる職業は、“ソードマン”や“ウィザード”、“レンジャー”などの一次職。二次職の詳細に関しては、幕張メッセで9月16日~18日(一般公開日は17日、18日)に開催される「東京ゲームショウ2005」のガンホーブースにて公開される。 |
「シアター」によるストリーミング映像の配信サービス |
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ブロッコリーが保有するコンテンツのプロモーションムービーをはじめとした、各種映像をゲーム内の映画館「シアター」で配信。コンテンツの具体的な配信方法などは未定だが、オリジナル番組の制作も視野に入れて展開していくという。この他、ゲーム内に商店街を作り、オンラインショップとして運営していくといった現実とリンクするサービスも予定しているとのこと。 |
『ECO』関連商品 | |
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最後に森下氏と木谷氏は、それぞれ「『ECO』の展開において、ブロッコリー、ヘッドロックの協力は非常に大きい力となっています。現在『ECO』では、構想中の企画をまだ3分の1程度しか実装できていません。国産MMORPGの強みとして、今後も3社が力をあわせてさまざまな企画を実装していきます(森下氏)」、「オンラインゲームで重要なのは、いかに楽しいコミュニティを作れるか。ユーザーのニーズを踏まえつつ、今後もコミュニティや商品展開を広げていきたい(木谷氏)」とコメント。『ECO』の今後の展開について語り、報告会を締めくくった。
データ
(C)2005 BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc./HEADLOCK Inc.
■関連サイト
・『EMIL CHRONICLE ONLINE』公式サイト
・ガンホー・オンライン・エンターテイメント
・ブロッコリー
・ヘッドロック