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2005年9月8日(木)

日本初公開!豪華ゲストも多数駆けつけた「FFVIIAC」ジャパンプレミアが開催

 本日9月8日、スクウェア・エニックスの映像作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン(FFVII AC)」の劇場上映会「ジャパンプレミア」が、「ヴァージン トーホーシネマ六本木ヒルズ」で行われた。


 この「ジャパンプレミア」には開発スタッフや出演声優陣に加え、ゲストセレブリティとしてMAX、ISSAさん、Lead、HINOIチーム、青田典子さん、上原さくらさんといった人気アーティストや芸能人も来場。作品の上映が開始される前には、入場ゲートに設置されたブラックカーペットを通り、試写会を華やかに盛り上げた。
ゲストセレブリティとしてMAX、ISSAさん、Lead、HINOIチーム、青田典子さん、上原さくらさんが駆けつけ、豪華な顔ぶれとなった「ジャパンプレミア」。


ディレクターの野村氏をはじめ、開発スタッフや出演声優陣も多数来場。


 会場となった「スクリーン7」は、一般の招待客をはじめ、関係者らで満席。日本で初めて「FFVII AC」がお披露目されるだけに、大きな期待と注目が集まった上映会となった。

 さらに「FFVII AC」上映前には、本作のイメージソング「CALLING」を唄う氷室京介氏からのビデオメッセージも公開。氷室氏は、「日本はもちろん、世界中にファンの多いシリーズの映像作品に楽曲が使用され、非常に光栄です。先日、映像を見せていただいたんですが、CGならではのスケール感、壮大な迫力、人物の繊細な描写など、生命が宿っていることに感銘を受けました、こういった完成度の高い作品の中で、自分の音楽がどんな響き方をするのか興味津々です。皆さんもぜひ作品のすばらしさを自分の目で確かめて欲しいと思います。」とメッセージを贈っていた。

 ソフトの発売前ということで、ストーリーの詳細を書くことは避けるが、『FFVII』の登場キャラクターたちが勢ぞろいし、本作に思い入れのあるファンにはたまらない内容に仕上がっている。また、バイクでのチェイスシーンやクールで激しい戦闘シーンといった『FFVII』のゲームシーンを彷彿とさせるような演出も多数盛り込まれており、もう一度ゲームをプレイしたいという気分にさせられた。

 作品の上映終了後に行われた舞台挨拶には、主人公“クラウド”役の櫻井孝宏氏、ヒロイン“ティファ”役の伊藤歩さん、“カダージュ”役の森久保祥太郎氏、“エアリス”役の坂本真綾さん、本作のディレクターである野村哲也氏、プロデューサーの橋本真司氏、COディレクターの野末武志氏が出席。以下にそれぞれのコメントを紹介していく。

■櫻井孝宏氏
「ゲームの『FFVII』がすごく好きだったので、“クラウド”役を演じることができ、とてもうれしいです。完成作品を観るのはベネツィア国際映画祭に続いて2度目になるのですが、1度目とはまた違った見方ができ、おもしろかったです。これから発売となりますが、もっとたくさんの人たちに何度も見て欲しいと思いました。」
■伊藤歩さん
「この作品ができるまで長い月日が経っているのですが、本当に多くのスタッフとキャストが時間を費やして大切に作り上げた作品なので、これから発売されてたくさんの人に観ていただけたらなと思います。たくさんのメッセージが入っている作品なので、それぞれの感じ方で楽しんでいただきたいです。」
■森久保祥太郎氏
「“やっと形になったものが観れた”というのが正直な感想です。僕よりもスタッフのほうが多くの喜びを感じていると思います。アフレコ時には、“まだこれで80%? もう完成でもいいんじゃない?”という映像もあり、絵ができあがる過程を段階を追って観ていたのですが、今日は100%の完成度ということで予想以上の迫力と魅力を改めて感じました。」
■坂元真綾さん
「“エアリス”という名前は劇中で誰も呼んでくれないので、どの役かわからないかもしれないですけど(笑)、皆さんもちろんご存知だと思います。彼女は神秘的でかわいらしくもあり、微妙な表現を必要とされるセリフが多く、とても難しい役でした。このような大きな作品に参加できることができ、本当にうれしいです。」
■COディレクターの野末武志氏
「制作開始から約2年半がかかってしまったのですが、ファンの皆さん、お待たせしました。この2年半の間、僕たちのワガママを聞いてくれたスタッフの皆さん、どうもありがとうございました。」
■ディレクター 野村哲也氏
「完成までかなり長い時間がかかってしまいましたが、気長に待っていてくれたファンの皆さんには本当にありがたいと思っています。また、この場を迎えるために協力してくれた方々には、本当に感謝しております。この映像を通じて、自分に手を差し伸べてくれる人や自分を支えてくれる仲間の存在をもう一度考えてもらえれば、うれしいです。」
■プロデューサー 橋本真司氏
「スクウェア・エニックスが最先端の技術とクリエイターの優秀な才能を結集しての作品ですが、プロデューサーの立場ではハラハラドキドキしながらの2年半でした。しかし、皆さんには“待った甲斐があった”と思っていただけるだけの作品になったと思っています。9月14日には、DVD、UMDという2種類のメディアで発売されますので、さらなる応援をよろしくお願いします。これからも日本発のマンガ、アニメーション、ゲームといったデジタルエンタテインメントを皆さんにお届けしたいと思っています。」

 多くのファンが待ち望んでいた「FFVII AC」の発売はもうまもなく。9月14日を楽しみにしていよう。


データ

▼「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」
■メーカー:スクウェア・エニックス
■発売日:2005年9月14日
■価格:通常版・限定版 4,800円(税込)
※映像作品。
※プレイステーション・ドットコム・ジャパンの販売価格:通常版・限定版 4,318円(税込)
※Amazonの販売価格:通常版・限定版 3,840円(税込)

■「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」通常版の予約・購入はこちら
プレイステーション・ドットコム・ジャパン
Amazon

■「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」限定版の予約・購入はこちら
プレイステーション・ドットコム・ジャパン
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▼「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」限定BOX「ADVENT PIECES:LIMITED」
■メーカー:スクウェア・エニックス
■発売日:2005年9月14日
■価格:29,500円(税込)
※映像作品

▼「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン(UMD VIDEO for PSP)」
■メーカー:スクウェア・エニックス
■発売日:2005年9月14日
■価格:4,800円(税込)
※映像作品。特典としてミュージックデータ集「ハイスピード バトル ミュージック セレクション」を収録。

▼「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN Original Soundtrack」
■発売元:スクウェア・エニックス
■販売元:ソニー・ミュージックディストリビューション
■品番:SQEX-10051~52
■発売日:2005年9月28日
■価格:3,000円(税込)

■関連サイト
「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」公式サイト
スクウェア・エニックス