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2006年12月25日(月)

CESAが「オンラインゲーム運営ガイドライン」を2007年1月より施工

 社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は本日12月25日に発表会を行い、、オンラインゲーム提供会社を対象にした「オンラインゲーム運営ガイドライン」を制定し、2007年1月より施行することを発表した。

 このガイドラインが制定された目的は、「メーカー、ユーザー双方が良好な環境を構築することで、ユーザーが快適にプレイできるようにすること」。ガイドラインが制定された経緯について、CESA会長を務める和田洋一氏は「昨今発生しているオンラインゲームのさまざまな問題について、CESAとしての統一見解が取りにくく、なかなか回答ができませんでした。しかし、早期にガイドラインを作成すべきであると方針を変更し、オンラインゲームを手がける12社からなる委員会を設置して、まずはガイドラインを設定することにしました」と説明した。
 また、CESA常任理事の伊藤裕二氏によれば「現在、各メーカーが設定している規約の最大公約数的なものになっている」とのことで、先日行われたオンライン委員会の説明会でも異論は出ず、1月1日から施工されるとのこと。「オンラインゲーム運営ガイドライン」の詳細は、下記関連サイトを参照のこと。

 このガイドラインの制定が、RMT(リアルマネートレード)やネット詐欺など、オンラインゲームで発生したさまざまな問題の抑止力となることを期待したい。
「オンラインゲーム運営ガイドライン」記者会見
発表会に参加したのは、左からCESA常任理事の伊藤裕二氏(ディースリー・パブリッシング所属)、CESA会長の和田洋一氏(スクウェア・エニックス所属)、CESA専務理事の堀口大典氏(同協会所属)。


■関連サイト
「オンラインゲーム運営ガイドライン」
社団法人コンピューターエンターテインメント協会