星組による歌と踊りの華麗なミュージカル!紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪~
3月18日、19日の2日間、新宿文化センターにて『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』に登場した紐育(ニューヨーク)華撃団・星組のメンバーによる舞台「サクラ大戦・紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪~」が公演された。
『サクラ大戦』の舞台劇と言えば、帝国歌劇団・花組の「(スーパー)歌謡ショウ」などでおなじみだが、今回は紐育の星組による初の舞台公演。歌と踊りを中心に構成したレビュウショウとなっており、「歌謡ショウ」とは一味違った舞台となっている。
特に今回は初めての星組の舞台ということもあり、広井王子氏が語っていたようにその見どころは「初々しさ、新鮮さ」にある。主演の星組たちでなく、客席で見ているファンたちもドキドキできたであろう魅力的な舞台が展開した。
「サクラ大戦・紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪~」では、リトルリップシアターが舞台ということで、新しいキャラクター掃除人のオウジ・シンプソン(広井王子氏)とジェミニ・サンライズ(小林沙苗さん)が前説を務め、レビュウショウは、星組、サニー・サイド(内田直哉氏)、吉野杏里(本名陽子さん)による「ここはパラダイス」で幕を開けた。
今回のレビュウショウも前半、後半の2部構成となっており、前半の第1部はジェミニ、サジータ・ワインバーグ(皆川純子さん)、リカリッタ・アリエス(齋藤彩夏さん)、ダイアナ・カプリス(松谷彼哉さん)、九条昴(園崎未恵さん)が、キャラクターソングとなる持ち歌をそれぞれ披露。要所には大河新次郎(菅沼久義氏)やサニーを中心としたお芝居も挿入されている。休憩を挟んだ後半の第2部は、サニーの「TRY」ではじまり、最初からヒートアップ。オープニング曲「地上の戦士」、エンディング曲「Kiss me sweet」など全9曲が披露され、最後は決めの台詞「摩天楼にバキューン!」で閉幕となった。
3月19日に公演された「紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪~」の昼公演と千秋楽は、セガが運営するオンラインゲームとコミュニティサービスの総合サイト「SEGA link(セガリンク)」でブロードバンド配信される。配信は3月27日~4月9日の期間限定で、価格は1週間の視聴で各1,000円(税込)。「紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪~」の公演に行けなかった人は、
「SEGA link」で星組の初舞台をぜひ観ておこう。
前説を務めるオウジとジェミニ。最終通し稽古の段階では、この掃除人のキャラクター付けが出来ておらず、広井氏も困惑していたようだが……。
第1部は、紹介も兼ねて星組5人がそれぞれキャラクターソングを披露。ジェミニの「サムライ魂」では愛馬のラリーが登場したり、ダイアナは車椅子で登場したりと、メンバーの個性を押し出した演出にも注目が集まる。
合間には新次郎とサニーらによるお芝居も。今回の「レビュウショウ」の構成を考えるシーンなど、レビュウとリンクした物語が展開。
第2部のラストは出演者全員による「地上の戦士」。最後は「摩天楼にバキューン!」で締めくくられた。
データ
■「紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪~」ブロードバンド配信概要
【配信期間】2006年3月27日~4月9日
【配信サイト】
「SEGA link」
【配信料】昼公演、千秋楽とも1,000円(税込)
■関連サイト
・サクラ大戦ドットコム
・「SEGA link」
・レッド・エンタテインメント
・セガ