2006年5月12日（金）
EAブース注目の『ArmyofTwo』は2人でミッションをこなす豪快アクションSTG！
エレクトロニック・アーツ（以下、EA）は、PS3やXbox 360向けに開発を進めている人気スポーツゲームをはじめとした多数の新作タイトルをブースに出展。なかでも、PS3とXbox360で発売が予定されている『Army of Two』と、PC用ソフト『SPORE』は今年イチオシのタイトルだ。
『Army of Two』は、2人協力プレイを前提としたアクション・シューティング。アメリカ民間軍事会社をめぐる倫理問題を取り上げた政治的サスペンスが題材だが、ゲーム内容はいたって豪快。武装した2人の屈強な兵士が敵の銃撃をものともせずに突き進み、協力しながらさまざまなミッションをこなしていく爽快なアクションゲームになっている。装備する銃器類も豊富な数に用意されており、さらにサイレンサーやマガジンなども自由にカスタマイズすることが可能だ。
特徴的なのは、なんといっても2人で協力するという点。乗り物で移動する場合などは、1人が運転を担当し、もう1人が銃撃に専念。また、ビルの屋上から建物へ侵入するシーンでは、1人が屋上でロープを持ち、もう1人がロープにぶら下がってビルの壁面を下りていくなど、息のあったプレイが攻略のポイントとなる。また、片方が負傷した場合に肩を貸しながら移動したり、瀕死の重傷を負った場合に心臓マッサージなどの救護処置でパートナーを助けるなど、オリジナリティあふれる要素も盛り込まれている。
なお、本作の2人プレイはオンラインモードが基本となるようで、1人プレイ時のパートナーキャラはAIで制御される。プレイヤーの指示にしたがって、的確な行動をとってくれるようだ。
『SPORE』は、『シム』シリーズの生みの親であるウィル・ライト氏が手がける壮大なシミュレーションゲーム。昨年の「E3」で初めて発表され、「Game of Show」を受賞した注目作だ。
プレイヤーは、微生物の誕生から成長と進化、文化の形成や技術の発展、さらに宇宙への飛翔までと、天地の創造と生物の進化を完全シミュレートしていくことになる。生き物や植物、建物などは、プレイヤーの思うままに創り出すことができ、それらオリジナルの世界は、オンラインにつなげることで他のプレイヤーと共有することも可能だという。
残念ながら、今のところは2タイトルとも日本での発売は未定となっているが、いずれもこの手のジャンルが好きな人にとっては非常に興味深いゲームと言えるだろう。
また、EAグループの一員であるLucas Artsのブースでは、『INDIANA JONES 2007』（PS3、Xbox360）や、3Dアクションゲームの最新作『LEGO STAR WARS II』（Xbox360、Xbox、PS2、GC、PSP、DS、GBA、PC）など、映画を題材にした新作タイトルが多数出展されていた。
『INDIANA JONES 2007』は、2007年に公開が予定されているハリソン・フォード氏主演の映画「インディ・ジョーンズ4」を題材にしたアクションAVG。ブース内には東洋の建物をモチーフにしたような巨大なポップアップが設置されており、いくつかのデモが公開されていた。物理演算によって揺れるつり橋を、バランスを取りながら歩く“ジョーンズ教授”の姿や、サンフランシスコのような街並みを走る路面電車の上で格闘するシーンなどで、次世代機の性能をフルに使っている様子を確認することができた。
一方、『LEGO STAR WARS II』は、2005年にPS2とGBAで発売された人気タイトルの続編。LEGOブロックのキャラクターや世界観で映画「スター・ウォーズ」を再現した3Dアクションが、今度はGCやDS、Xboxをはじめ、さまざまなハードで楽しめる。DS版はキャラクターのカスタマイズも可能で、ヨーダの頭にダースベイダーの体を組み合わせた「ヨーベイダー」などを作り出せるといった、ユニークな要素も搭載している。
アイスホッケーのマスクのような防具を付けた『Army of Two』のプレイヤーキャラクター。グラフィック技術も高く、実写と見間違うほどのクオリティだ。少々の銃弾ではビクともしない、屈強な2人が突き進む！
『SPORE』の生き物たちは、形状はもちろん、目や手足などのパーツなども、プレイヤーの思うままに、オリジナリティあふれるキャラクターを創り出せる。完成した生き物は、プレイヤーが操作可能で、多種族との縄張り争いや繁殖などを繰り返して、生み出した種を発展させていく。
文化や技術レベルが進むとUFOなども登場し、他の惑星や銀河へ旅立つことができるようになる。新たなの惑星で発見した生き物を捕獲したり、攻撃して絶滅させることもでき、まさにプレイヤーは天地を創造する“神”となるのだ。
この他、EAブースでは『バトルフィールド 2142』をはじめ、さまざまな注目タイトルがプレイ可能。ブースの中央には、360度をスクリーンが囲むシアターが設置されており、各タイトルの映像が上映された。
『INDIANA JONES 2007』は、映画の公開に合わせて2007年の夏に発売を予定（北米）。俳優のハリソン・フォード氏扮する主人公の再現度にも注目したい。
DS版『LEGO STAR WARS II』は、カスタマイズ機能を使って、自分オリジナルのおかしなキャラクターで楽しむこともできる。北米では9月12日発売予定。
LucasArts, the LucasArts logo, INDIANA JONES & related properties are registered trademarks of Lucasfilm Ltd.
(C)2006 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. or Lucasfilm Ltd. and R or TM as indicated. All rights reserved.
LucasArts and the LucasArts logo are registered trademarks of Lucasfilm Ltd. (C)2006 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. or Lucasfilm Ltd. and R or TM as indicated. All rights reserved. LEGO, the LEGO logo and the Minifigures are trademarks of The LEGO Group.
(C)2006 The LEGO Group.
『Army of Two』は、2人協力プレイを前提としたアクション・シューティング。アメリカ民間軍事会社をめぐる倫理問題を取り上げた政治的サスペンスが題材だが、ゲーム内容はいたって豪快。武装した2人の屈強な兵士が敵の銃撃をものともせずに突き進み、協力しながらさまざまなミッションをこなしていく爽快なアクションゲームになっている。装備する銃器類も豊富な数に用意されており、さらにサイレンサーやマガジンなども自由にカスタマイズすることが可能だ。
特徴的なのは、なんといっても2人で協力するという点。乗り物で移動する場合などは、1人が運転を担当し、もう1人が銃撃に専念。また、ビルの屋上から建物へ侵入するシーンでは、1人が屋上でロープを持ち、もう1人がロープにぶら下がってビルの壁面を下りていくなど、息のあったプレイが攻略のポイントとなる。また、片方が負傷した場合に肩を貸しながら移動したり、瀕死の重傷を負った場合に心臓マッサージなどの救護処置でパートナーを助けるなど、オリジナリティあふれる要素も盛り込まれている。
なお、本作の2人プレイはオンラインモードが基本となるようで、1人プレイ時のパートナーキャラはAIで制御される。プレイヤーの指示にしたがって、的確な行動をとってくれるようだ。
『SPORE』は、『シム』シリーズの生みの親であるウィル・ライト氏が手がける壮大なシミュレーションゲーム。昨年の「E3」で初めて発表され、「Game of Show」を受賞した注目作だ。
プレイヤーは、微生物の誕生から成長と進化、文化の形成や技術の発展、さらに宇宙への飛翔までと、天地の創造と生物の進化を完全シミュレートしていくことになる。生き物や植物、建物などは、プレイヤーの思うままに創り出すことができ、それらオリジナルの世界は、オンラインにつなげることで他のプレイヤーと共有することも可能だという。
残念ながら、今のところは2タイトルとも日本での発売は未定となっているが、いずれもこの手のジャンルが好きな人にとっては非常に興味深いゲームと言えるだろう。
また、EAグループの一員であるLucas Artsのブースでは、『INDIANA JONES 2007』（PS3、Xbox360）や、3Dアクションゲームの最新作『LEGO STAR WARS II』（Xbox360、Xbox、PS2、GC、PSP、DS、GBA、PC）など、映画を題材にした新作タイトルが多数出展されていた。
『INDIANA JONES 2007』は、2007年に公開が予定されているハリソン・フォード氏主演の映画「インディ・ジョーンズ4」を題材にしたアクションAVG。ブース内には東洋の建物をモチーフにしたような巨大なポップアップが設置されており、いくつかのデモが公開されていた。物理演算によって揺れるつり橋を、バランスを取りながら歩く“ジョーンズ教授”の姿や、サンフランシスコのような街並みを走る路面電車の上で格闘するシーンなどで、次世代機の性能をフルに使っている様子を確認することができた。
一方、『LEGO STAR WARS II』は、2005年にPS2とGBAで発売された人気タイトルの続編。LEGOブロックのキャラクターや世界観で映画「スター・ウォーズ」を再現した3Dアクションが、今度はGCやDS、Xboxをはじめ、さまざまなハードで楽しめる。DS版はキャラクターのカスタマイズも可能で、ヨーダの頭にダースベイダーの体を組み合わせた「ヨーベイダー」などを作り出せるといった、ユニークな要素も搭載している。
アイスホッケーのマスクのような防具を付けた『Army of Two』のプレイヤーキャラクター。グラフィック技術も高く、実写と見間違うほどのクオリティだ。少々の銃弾ではビクともしない、屈強な2人が突き進む！
『SPORE』の生き物たちは、形状はもちろん、目や手足などのパーツなども、プレイヤーの思うままに、オリジナリティあふれるキャラクターを創り出せる。完成した生き物は、プレイヤーが操作可能で、多種族との縄張り争いや繁殖などを繰り返して、生み出した種を発展させていく。
文化や技術レベルが進むとUFOなども登場し、他の惑星や銀河へ旅立つことができるようになる。新たなの惑星で発見した生き物を捕獲したり、攻撃して絶滅させることもでき、まさにプレイヤーは天地を創造する“神”となるのだ。
この他、EAブースでは『バトルフィールド 2142』をはじめ、さまざまな注目タイトルがプレイ可能。ブースの中央には、360度をスクリーンが囲むシアターが設置されており、各タイトルの映像が上映された。
『INDIANA JONES 2007』は、映画の公開に合わせて2007年の夏に発売を予定（北米）。俳優のハリソン・フォード氏扮する主人公の再現度にも注目したい。
DS版『LEGO STAR WARS II』は、カスタマイズ機能を使って、自分オリジナルのおかしなキャラクターで楽しむこともできる。北米では9月12日発売予定。
LucasArts, the LucasArts logo, INDIANA JONES & related properties are registered trademarks of Lucasfilm Ltd.
(C)2006 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. or Lucasfilm Ltd. and R or TM as indicated. All rights reserved.
LucasArts and the LucasArts logo are registered trademarks of Lucasfilm Ltd. (C)2006 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. or Lucasfilm Ltd. and R or TM as indicated. All rights reserved. LEGO, the LEGO logo and the Minifigures are trademarks of The LEGO Group.
(C)2006 The LEGO Group.
■関連サイト
・エレクトロニック・アーツ
・Lucas Arts(英文)