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2006年5月29日(月)

『クロムハウンズ』のプレミアムトライアルで奥深いカスタマイズ、チーム戦を体験!

 セガは、6月29日に発売を予定しているXbox 360用ソフト『CHROMEHOUNDS -クロムハウンズ-』の先行体験会「クロムハウンズ プレミアムトライアル」を同社内で開催した。

 『クロムハウンズ』は、セガとフロム・ソフトウェアのタッグによって開発され、両社が持つノウハウや技術が詰め込まれているロボットアクションゲーム。先行体験会の会場には、抽選に当選した36名(12名ずつ、計3回実施)のプレイヤーが集まり、本作のロボットカスタマイズ、および対戦プレイを楽しんでいた。

 イベントでは、本作の開発プロデューサーを務めるフロム・ソフトウェアの鍋島俊文氏が挨拶を行い、「『クロムハウンズ』は、ネットワークによるチームプレイをゲームコンセプトに置いた、アクションゲームです。チームの中で、それぞれのプレイヤーがどういう役割を果たして行くのか、チームの勝利を達成するため、どういう機体を作り上げていくのか、考えながらプレイして欲しい」と語った。さらに、「機体を作り上げていくという意味では、『アーマード・コア』シリーズと共通する部分はありますが、『クロムハウンズ』はより自由度が高いカスタマイズシステムをもっています。今日はぜひ、このカスタマイズを体験していってください」と、ロボットのカスタマイズ要素を強調した。

 次にフロム・ソフトウェアの吉田卓史氏によってゲームの説明が行われた後、いよいよ体験プレイがスタート。まずはじめに自機となるロボットを組み上げてから、自分以外はすべて敵という「デスマッチ」でのオンライン対戦という流れとなっていた。
 『クロムハウンズ』のカスタマイズでは、“コックピット”、“ジェネレーター”、“脚部”といったパーツを組みあわせてロボットの基本構成を決定し、重量、消費電力、サイズといった制限に合うように使用する武器を搭載。各パーツ、および武器の搭載位置は細かく設定することができ、ロボットの全長や形状などもプレイヤーの思いのままに決めていくことができる。戦闘ではコックピットが大破した時点でロボットを動かすことができなくなるため、敵から狙われにくい位置にコックピットを配置すると有利に戦うことができそうだ。
 また、戦闘支援用のパーツとして戦況分析が有利になる各種センサーも用意されており、チーム戦ではセンサーを装備したプレイヤーが司令塔として機能することが重要となる。

 カスタマイズ後に行われた「デスマッチ」戦では、初めてプレイするタイトルということで参加者たちも操作に慣れていないためか、正面からの近接武器の撃ちあいという展開に。1対1の戦いでは火力の差が大きくないため、確実に攻撃を当てる技術を持ったプレイヤーが勝利を収めていた。
 続いて行われたチーム戦では、プレイヤーが6人ずつ「REDチーム」と「GREENチーム」に分かれ、チームが全滅、もしくは司令部が壊滅したら敗北という「スタンダードルール」によって対戦。司令部はあらかじめマップ上に存在するいくつかの候補から本命を選択し、それ以外はダミーとなる。このため、いち早く本命の司令部を発見したチームが有利に戦いを進められるようになっていた。

 戦いは、「GREENチーム」がチーム員をオフェンスとディフェンスに分けて役割を分担して散会しつつ索敵行動を行ったのに対し、「REDチーム」は一丸となって敵地に進行。「REDチーム」は自然と防御が弱くなる、ギャンブル要素の強い作戦を採っていたが、見事に「GREENチーム」の司令部を引き当て、嵐のような攻撃を展開した。結果、「GREENチーム」はディフェンスを撃破された後に司令部を強襲され、敗北することとなった。
 続く第2戦では「GREENチーム」が守りを固め、「REDチーム」を迎え撃つという作戦に出たが、防衛線を広く取りすぎたため、先端が開かれた時点で遠くにいた「GREENチーム」メンバーが戦場にたどり着く前に、その他のメンバーがロボットを破壊されるという流れに。戦力を集中させて圧倒的な火力で押し切るという「REDチーム」の作戦が、戦局を決定した。
 戦場のセオリー通り、いかにして多数対少数という状況を作り出すかが、『クロムハウンズ』でも重要となるようだ。

 プレイ終了後に鍋島氏は、「今回体験していただいた部分は、『クロムハウンズ』というタイトルのごく一部分にしか過ぎません。ネットワークモードはもちろん、1人プレイ用のローカルモードにも40以上のミッションが用意されています。これらの要素は、発売後にぜひ楽しんでいただければと思います」と語り、イベントを締めくくった。





「クロムハウンズ プレミアムトライアル」では、Xbox 360期待のロボットアクションゲームを発売前にプレイ! フロム・ソフトウェアの鍋島氏が強調する、その奥深いカスタマイズにも注目だ。





参加者は、バトルロイヤルルールの「デスマッチ」、6人vs6人の「チーム戦」を体験。「チーム戦」では、機体が撃破された後に歩兵となって戦闘に参加することができた。


データ

▼『CHROMEHOUNDS -クロムハウンズ-』
■メーカー:セガ
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:ACT
■発売日:2006年6月29日
■価格:7,140円(税込)
※セガダイレクトの販売価格:6,426円(税込)/初回特典・オリジナル特典付き
※Amazonの販売価格:6,069円(税込)/初回特典付き

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