ハドソンとニコリが提携。DS向けパズルゲームを続々投入
ハドソンは、「数独」の名づけ親でもある老舗のパズル雑誌社・ニコリと提携を結び、ニコリの「ペンシルパズル」シリーズをはじめとする気軽に遊べる安価なパズルゲームを家庭用ゲーム機や携帯電話、PC用ダウンロード向けに展開していくことを明らかにした。この提携により、「ペンシルパズル」シリーズ代表作の「カックロ」を題材としたDS用ソフト『パズルシリーズVol.4 カックロ』と、ニコリ制作の問題を収録したDS用ソフト『脳内覚醒 ハニカムビート』を8月10日に発売する。価格はいずれも2,940円(税込)。
『カックロ』は、“鉛筆1本で気軽に楽しめる”ことが特徴の「ペンシルパズル」シリーズ代表作で、「カックロ」とは“加算クロス(合計数分解パズル)”の略称。ゲームルールは、あらかじめ記入されている合計数になるよう、各列の空白マスに1~9の数字を入れていくという簡単なものとなっており、300問以上の問題が収録されている。ゲームレベルは、「入門」、「やさしい」、「ふつう」、「むずかしい」の4段階から選ぶことができ、レベルが上がるにつれて、問題の難易度や盤のサイズ(5×5、7×7、9×9、11×11、11×19、13×21の6種類)が変化。パズル初心者から上級者まで気軽に遊べるよう、ヘルプ機能やオプションも充実しており、カックロを解くのに便利な「分解表」も搭載されている。
もう一方の『ハニカムビート』は、ハドソンのオリジナルパズルゲームで、蜂の巣型の6角形パネル「ハニカムパネル」を反転させ、色をそろえていく。タッチペンで叩くと周りのパネルが裏返り、ハニカムパネルを同色、もしくは白一色にそろえることがゲームの目的だ。
ゲームモードは、200問の問題を制限時間なしでじっくりプレイすることができる「パズルモード」と、画面の下から上昇してくるハニカムパネルをすばやい判断で消去していく「トライアルモード」の2種類。ニコリが作成した問題も収録されており、パズルの老舗が放つ難問、奇問に挑戦することができる。
なお、ハドソン公式サイト内
「ハドソンゲームナビ」では、7月中旬より『ハニカムビート』の体験版が公開される予定。
ハドソンは今秋より、iモード用ゲーム総合サイト「着☆あぷ♪ボンバーマン」で『カックロ』と『ハニカムビート』の携帯電話版を配信。この2タイトル以外にも、『スリザーリンク』や『数独2』といったニコリの「ペンシルパズル」シリーズを2006年度内に投入する予定だ。
『数独』と並び、ブームの兆しが見えるロジックパズル『カックロ』。DS版のプレイ中には、問題を解く際に便利な「分解表」を常に表示させることが可能なので、初心者でも安心して挑戦することができる。
六角形のパネルを反転させ、パネルの色をそろえるというシンプルルールが採用されているハドソンのオリジナルパズル『ハニカムビート』。初心者がすぐに楽しめるよう、「ルールセツメイ」も収録。
(C)2006 HUDSON SOFT (C)2006 nikoli
(C)2006 HUDSON SOFT
データ
▼『パズルシリーズVol.4 カックロ』
■メーカー:ハドソン
■対応機種:DS
■ジャンル:PZG
■発売日:2006年8月10日
■価格:2,940円(税込)
▼『脳内覚醒 ハニカムビート』
■メーカー:ハドソン
■対応機種:DS
■ジャンル:PZG
■発売日:2006年8月10日
■価格:2,940円(税込)
■関連サイト
・「ハドソンゲームナビ」
・ハドソン