カプコンとタカラトミー、女の子向けコンテンツ「ワンタメ」共同開発
カプコンとタカラトミーは業務提携を行い、アーケードゲーム機と携帯液晶ゲーム機の連動によるオリジナルコンテンツ「ワンタメ」を、9月下旬より共同で展開していくことを発表した。
「ワンタメ」は、女の子の間で人気の高いテーマ「アイドル」、「おしゃれ」、「ペット」をコンセプトにしたオリジナルコンテンツ。ペットのパピー(犬)をアイドル犬に育て上げる、育成ゲームとなっている。
カプコンはアーケードゲーム『ワンタメ ミュージックチャンネル』によるカード販売およびカード筐体ビジネスで、タカラトミーは携帯液晶ゲーム「ワンタメ アイドルパピー」を中心とした玩具ビジネスで、それぞれ「ワンタメ」を展開。
『ワンタメ ミュージックチャンネル』は、プレイするたびにカードが払い出されるシステムを採用した音楽ゲーム。プレイヤーは、「パピーカード」、「おしゃれカード(服)」、「おしゃれカード(アクセサリ)」、「ミラクルパワーカード」という4種類のカードを組みあわせて筐体に読み込ませ、アイドル犬として仕事をこなしていく。
ゲームの難易度は3段階で、それぞれ6ステージの「撮影現場」を用意。状況に応じた衣装を選ぶ「おしゃれとくてん」と、音楽にあわせてダンスをする「ダンスとくてん」の合計成績を競うこととなる。
一方、携帯液晶ゲーム「ワンタメ アイドルパピー」は自慢のペットをアイドル犬に育てるために、さまざまな世話やレッスン、散歩やミニゲームを行う育成ゲームとなっており、赤外線通信機能によって友だちの「ワンタメ アイドルパピー」や、『ワンタメ ミュージックチャンネル』とのデータ送受信も可能だ。
ゲーム機にはカードが付属しており、このカードを抜き差しすることでゲームモードを「おうちモード」と「おでかけモード」に切り替えることができる。「おうちモード」は犬の世話やミニゲームが、「おでかけモード」では「傾斜センサー」を利用した操作によるゲームが楽しめる。
カプコンとタカラトミーは、アーケードゲームとカード、携帯液晶ゲームの連動による新たなビジネスシステムを構築し、新しいキャラクターの創出と商品開発を行っていくとしている。
カプコンとタカラトミーが共同展開するオリジナルコンテンツ「ワンタメ」。赤外線通信による、アーケードゲームと携帯液晶ゲームの連動が特徴となっている。
(C)2006 カプコン・タカラトミー
■関連サイト
・カプコン ニュースリリース
・カプコン
・タカラトミー