ユードー、映像を使用しない音楽ゲームを慶応義塾大学と共同制作
ユードーは本日8月30日、映像のない“サラウンドを使用したゲーム”を慶応義塾大学大岩研究室と共同で制作することを発表した。
この“サラウンドゲーム”は、サラウンドを利用することで、音源の発音する定位や位置情報、音色、リズムなどを聞きわけ、仮想の空間を体感するという新しいギミック。想像力を高めることができるなど、シリアスゲームの一環としての利用が想定されている。
現在ユードーでは、同社が出願中の特許に基づき、サウンドをテーマにしたオンラインゲームや、デジタルミュージックプレイヤー向け音楽ゲームの開発を進めているとのこと。なかでも本日発表された“サラウンドゲーム”に関しては、文部科学省が行なう「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の助成を受けて行われた「コラボレイティブ・マネジメント型情報教育」の授業にて、試作版が制作されているという。
なお、この試作版の制作には、CRI・ミドルウェア社が提供をするCRI Audioが使用されており、ドルビーラボラトリーズインターナショナルサービスインク日本支社、およびマランツ コンシューマーマーケティングが技術協力している。
ユードーが発表した“サラウンドゲーム”の試作版。映像をはじめとした“視覚”からの情報ではなく、音やリズムといった“聴覚”からの情報を利用したゲームになっている。
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※画像は開発中のもの。
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