2006年9月13日（水）

キューエンタテインメント、オンラインゲーム事業参入！第1弾は『メテオスオンライン』

　キューエンタテインメントは本日9月13日、日本国内においてPCオンラインゲーム事業への参入を明らかにした。参入タイトル第1弾として、DS用ソフト『メテオス』のオンラインバージョンとなる『メテオスオンライン』、続く第2弾として台湾UserJoy Technology社が開発したMMORPG『AngelLoveOnline』の2タイトルをリリースする予定。

　『メテオスオンライン』は、DS用ソフトとして発売されたアクションパズルゲーム『メテオス』のゲーム内容に、最大6人までのプレイヤーが参加できる対戦機能などを追加。
「協力対戦」や「バトルロイヤル」といった多彩な対戦モード、対戦相手に影響を与えるアイテムといった新要素が追加されるという。
　プレイヤーの分身となるキャラクターはアバター化されており、ビジュアルをカスタマイズすることでボイスなどが同時に変化。プレイヤーの個性を表現したキャラクターで、他のユーザーとコミュニケーションを楽しみながら、ゲームをプレイすることが可能だ。
　『メテオスオンライン』の開発、およびサーバー運営・課金サービスなどは、キューエンタテインメントが担当しており、基本プレイ料無料のアイテム課金制が採用される予定。正式サービス開始時期は今のところ未定だが、近日中にベータテストの実施も予定されている。ゲーム内容やべータテスト開始時期などの詳細については、本日オープンした『メテオスオンライン』公式サイトなどで後日発表されるとのことだ。

　もう一方の『AngelLoveOnline』は、UserJoy Technology社との契約により、キューエンタテインメントが日本国内での配信権を獲得したタイトル。開発元である台湾国内では、オープンベータテスト開始から1カ月後で同時接続数5万人以上を記録し、高い人気を博しているという。
　ストーリーや世界設定などは不明だが、キャラクターはかわいらしく親しみやすいデザインとなっており、ほのぼのとした雰囲気を持ち味とした2DグラフィックMMORPGとのこと。プレイ環境は比較的低スペックのPCにも対応しているため、誰でも気軽に楽しめることが大きな魅力となっている。本作も本日より公式サイトがオープンしており、近日中にベータテストが開始される予定だ。

　キューエンタテインメントでは、PCオンラインゲーム事業に参入することで、マルチプラットフォームに対応したメディア・データの一体化を推進していくとのこと。今後は、携帯電話とPC間においてゲームプレイ結果などを連動させるなど、将来的にはすべてのプラットフォーム間でコンテンツが連動する展開も計画しているという。
　また、ゲーム内広告代理事業を行うアドプレインとも協力し、ゲーム内における新たな広告手法も積極的に展開していくとしている。
　今回のオンラインゲーム事業参入について、キューエンタテインメント代表取締役CEOである内海州人氏は、「PC用オンラインゲームの世界でも、これまでに我々が培ってきた経験やクリエイティブ力を生かし、新たなエンターテイメントに挑戦できることを大変うれしく思っている。今後も、PC用オンラインゲームやゲーム内広告手法の経験やノウハウを構築しながら、自社開発によるコンテンツの展開はもちろん、国内外のさまざまな開発会社やクリエイターと組みながら、年間2～3タイトルをリリースしていきたい」とコメントしている。

キューエンタテインメントのオンラインゲーム事業参入第1弾タイトルは、DS版『メテオス』をより進化させた『メテオスオンライン』。他のプレイヤーとのコミュニケーションを楽しんだり、白熱した対戦を楽しむことが可能。

データ

▼『メテオスオンライン』
■メーカー：キューエンタテインメント
■対応機種：PC(対応OS：Windows)
■ジャンル：PZG(オンライン専用)
■サービス開始日：未定
■プレイ料金：無料(アイテム課金制導入予定)

▼『AngelLoveOnline』
■メーカー：キューエンタテインメント
■対応機種：PC(対応OS：Windows)
■ジャンル：MMORPG(オンライン専用)
■サービス開始日：未定
■プレイ料金：未定

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