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2006年9月22日(金)

『ブルードラゴン』に長い列!MSブースは今冬のXbox360ラインナップをアピール

 マイクロソフトブースは、先日の「Xbox 360 メディアブリーフィング」で明らかになった今冬発売タイトルを中心としたブース構成となっていた。プレイが可能なタイトルは、こちらを参照してほしい。

 そのなかでも、大きな注目を集めていたのは『ブルードラゴン』と『ロストオデッセイ』の2タイトル。両タイトルとも、他のプレイアブル作品とは異なり、クローズドブース内による体験プレイとなっていた。ブース入り口の前には長い列ができており、ビジネスデイにもかかわらず60分以上の待ち時間。改めて注目度の高さをうかがわせた。

 『ブルードラゴン』は、2つのセーブデータからどちらか一方を選択してプレイ。発表会で坂口博信氏がプレイした「巨大要塞内でのボス戦&イベントを体験できるもの」と、「戦闘をメインとした古代遺跡の森の冒険」の2種類が用意されていた。どちらもプレイ時間は30分前後。鳥山明氏のデザインした世界観や、戦闘の流れを把握できる内容に仕上がっていた。

 一方の『ロストオデッセイ』の試遊台では、後日配布予定という体験版をプレイすることができた。こちらも坂口氏のデモプレイが先日披露されたばかりだが、イベントや戦闘だけでなく、実際にフィールドを歩き回ったりNPCに話しかけたりという部分も体験可能。プレイ時間は、ムービーをすべて飛ばさずに見て、戦闘などをじっくりプレイしていると40分近くは必要だった。

 上記2タイトルの他にも、サードパーティを含め20タイトル以上がプレイアブル出展。テクモの『DEAD OR ALIVE XTREME 2』やバンダイナムコゲームスの『アイドルマスター』、『カルドセプトサーガ』、カプコンの『ロストプラネット』などが人気を集めていた。また、Xbox Liveを利用してのオンラインプレイも試遊台で体験可能。『ロストプラネット』では、4人vs4人のチーム対戦が楽しめた。
 サードパーティのタイトルは、各メーカーブースでももちろんプレイ可能だが、マイクロソフトブースにも4台程度の試遊台が設置されている。お目当てのXbox 360タイトルがある人は、マイクロソフトブースでプレイした方が混雑を回避できるかもしれないのでオススメだ。

 この他、マイクロソフトブースでは、HD-DVDプレイヤーをはじめとする周辺機器の展示&プレゼンや、Xbox Arcadeの紹介も行われている。11月2日の「コアシステム」発売、そして今冬の新作ラッシュが控えているXbox 360。すでに本体を持っているというユーザーだけでなく、今冬に購入を検討している人も、会場で充実のラインナップを確認してほしい。





ホワイトとグリーンの試遊台がずらりと並んだマイクロソフトブース。プレイアブルタイトルも多彩で、新周辺機器もあわせて出展されている。



『ブルードラゴン』のクローズドブースは、開場と同時に長い列ができあがった。ブース前では、ドラゴンの巨大フィギュアがお出迎え。

こちらは『ロストオデッセイ』のクローズドブース。内部には、このように10数台の試遊台を設置。プレイ時間もかなりかかるので、明日・明後日の行列も長くなりそうだ。どうしてもプレイしたいという人は、早めに足を運ぼう。

『ライオットアクト』、『デッドライジング』、『ヴァンパイアレイン』の3タイトルは、CEROのレーティングでZ指定となっている。こちらの3タイトルは、年齢制限を設定したクローズドブース内でのプレイとなる。試遊には身分証明書が必要だ。





サードパーティのタイトルも充実。ライバルとなる新ハードが登場する今冬、マイクロソフトがXbox 360にかけている意気込みを感じさせてくれる。


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