『DEAD OR ALIVE』シリーズを筆頭に、クオリティの高いグラフィックでユーザーを魅了し続けるテクモ。今年は、テクモの名作シリーズが次々と10周年を迎えるという記念すべき年であるという。そんなお祭りムードを盛り上げるように、南国の夏を思わせる軽快な音楽と、美女たちの華麗なダンスで、テクモのプレスカンファレンスは幕を開けた。
まず最初にスクリーンに映し出されたのは、炎に包まれる屋敷の中、縦横無尽に飛び回って敵を斬り倒す“リュウ・ハヤブサ”の姿。Xboxなどで好評を博したアクションゲームシリーズの最新作『NINJA GAIDEN Σ』が、ついにPS3に登場することとなった! Team NINJAがPS3に参入することについて、「この新次元のグラフィックで描かれた『NINJA GAIDEN Σ』を1人でも多くの人に体験して欲しかった」と語ったのは、ディレクターを務める早矢仕氏。Xbox 360版の単なる移植にとどまらず、女性“キャラ・レイチェル”がプレイヤーキャラとして使用可能になり、“ハヤブサ”にも新たな武器が実装されるという。
続いては、ユニークなゴルフコース上で愛らしいキャラがスーパーショットを連発! Wii本体と同時に発売が予定されているゴルフゲーム『スイングゴルフパンヤ』がお披露目された。本作の最大の特徴は、Wiiリモコンをゴルフクラブに見立て、実際にリモコンを振ることでスイングを行う点。菊地プロデューサーが実演して見せたが、緊張からかミスショットの連続。なんとかダブルボギーでホールアウトすると、ようやくほっとした表情で「必ずいい作品に仕上げます」と断言してくれた。
そしてスクリーン上の雰囲気は一変。暗雲立ち込める荒野で、人間とモンスターの大軍勢が激しく火花を散らしてぶつかりあう。海外のメーカー・GSC GAME WORLDが開発したRTS『Heros of Annihilated empires EpisodeI 黄泉の国アトランティス』は、海外PC市場の隠れた名作・異色作を日本でも広めようという方針のもと、テクモが初めて手がけるPCゲームだ。自軍ユニットを生産して軍団を編成する通常のRTS的プレイのほか、1人のヒーローを鍛え上げ、大軍とも互角に対峙する一騎当千の英雄を育てるRPG的プレイも楽しめる。GSC GAME WORLDのCEO、SERGIY GRY GOROVCH氏は「ゲームという共通言語でテクモと結ばれることができてうれしい」と語った。
さらに、テクモの看板タイトル『DEAD OR ALIVE』が今年の11月で10周年を迎えることを記念し、『DOA』関連商品が次々にリリースされることも明らかにされた。まず最初は、プレイヤーが“かすみ”や“ティナ”ら『DOA』おなじみの女の子と一緒に南の国のリゾート地を満喫するという、携帯電話コンテンツ『DOAパラダイス』が今秋よりサービスイン。会話の駆け引きを楽しんだり、女の子との仲良し度を高めて親密な関係になったりできるという。
続いて新タイトルの先行体験や、特別グッズの販売などを行うファン感謝デーが実施されるという。『DOA』クレジットカードやDVDボックス、特製フィギュア、記念コインなどがラインアップされているとのことだ。
発表会も最後に近づき、満を持してスクリーンに登場したのは、高すぎる露出度の水着をまとった『DOA』の女性キャラたち。多くのユーザーを悩殺した『DOA XTREME』の待望の新作のステージに!
ビーチバレーに水上スキー、ウォータースライダーやビーチフラッグ対決に興じる“かすみ”たちの艶姿に、会場の男性の目は釘付け。今回の作品は「日焼けさせたい」、「グラビアを撮りたい」など、メールや手紙で寄せられたユーザーの要望にできるだけ応えた内容になっているとか。そして、この10年を「あっという間だった」と感慨深げに振り返ったのはTeam NINJAのエグゼクティブプロデューサー・板垣伴信氏。「自分で作品の品質をチェックしないと気がすまない性分なので、あまり作品を多く作ることができなかったが、早矢仕のすばらしい仕事を見て、「よし、いってこい」と肩をドンと押す気持ちでいる」、と後輩の成長に目を細めていた。
更なる次元へ進化し続けるTeam NINJAの作品に加え、オンラインゲームにも意欲的に進出するテクモ。今後のリリースから目が離せない!
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テクモブースを取材するからには、コンパニオンのお姉さんを撮らないわけにはいきません……!
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カンファレンスのオープニング。スクリーン上の『DOA』キャラと、コンパニオンさんの夢の競演!!
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超ハイスピードで繰り出されるアクションに息つくヒマもなし。背景の臨場感も圧倒的。
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実際のアドレスが、画面のキャラと完全にリンクしている。ダフリやチョロも完全再現!?
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今後のテクモのオンライン展開に重要な役割を果たすであろう「LieVo」についても語られた。現在4タイトルをフォローすることが決まっているという。
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お待ちかね『DOA XTREME2』の一画面。無防備なポーズもたびたび見られ、司会を務めた女性も「みなさん目の色が違いますよ」と厳しいツッコミ。
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海外のPCゲームを日本語に移植する試みは、今後も意欲的に行われていくようだ。
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『DOA』10周年記念グッズの一部。物販ブースで販売されるほか、オンラインショップでも予約を受付中とのこと。
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