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2006年9月22日(金)

MMORPG『ロード・オブ・ザ・リング』の中つ国はなんと5,000万㎡

 さくらインターネットブースでは『ダンジョンズ&ドラゴンズ オンライン(DDO)』の発表の後、2007年の新タイトルとして、PC用オンラインゲーム『ロード・オブ・ザ・リング・オンライン』が発表された。これは、『DDO』の開発を行ったターバイン社が手がけるPC用の新作MMORPG。2007年に欧米と同時に日本版もサービスが開始される予定だ。

 ターバイン社の社長ジェフリー・アンダーソン氏によるプレゼンによれば、フィールドは分割されておらず、1つのマップを移動する形となり、その広さは5,000万㎡。キャラクターメイクに関しては、顔のパーツから体型まで仔細に選択できるほか、出身地などの設定も可能。さらには、闇の軍勢を選択することもできる。闇の軍勢といえども選択できる種族は多く、スパイダーからウルク・ハイまで、それこそナズグル以外は大抵選べるというのが最大の特徴となっている。
 また、用意されたクエストは1,000以上、ソロプレイから、友だち同士、ギルドといった、多人数プレイまでをカバーしている。さらに本作ならではの要素として、人、エルフ、ドワーフ、ホビットといった通常種族を選んだ場合、パラメーターが悪側に傾くとレーダーが不明瞭になる、スピーカーから異音がする、画面がゆがむなどといった影響が現れる点は、『ロード・オブ・ザ・リング』の特徴を上手く現したシステムといえる。無論、ガンダルフ、フロドなど「指輪物語」でおなじみのキャラクターも登場し、時には共に戦うようなシチュエーションも用意されているようだ。

 欧米では、本作はXbox 360や、PS3でのリリースも予定されている。日本でもコンシューマ版の展開にも期待したいところだ。





ジェフリー・アンダーソン氏の英語に同時通訳で行われたプレゼンテーション。通訳のお姉さんは中つ国、ウルク=ハイなど専門用語を使いこなし、博識ぶりを見せていた。


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「さくらインターネット」