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2006年9月24日(日)

優勝の栄冠は2年連続で仙台代表に!コナミブースで『パワプロ13』日本一決定戦!!

 KONAMIから発売されているPS2用ソフト『実況パワフルプロ野球13』を使用した「第2回実況パワフルプロ野球日本一決定戦」が、9月23日に「東京ゲームショウ2006」の同社ブース内ステージにて行われた。

 大会には、全国12会場の厳しい予選を抜けてきた各地区の覇者12人と、メディア代表3人、当日枠1人(ちなみに、当日の特別枠は、千葉マリンスタジアムを使用した「ホームラン競争」モードによる本数競争。ただし決勝の地にふさわしく、「ミート打ち」限定という厳しいルールが課せられていた)の計16名が参加。スターティングオーダーから試合運びにいたるすべてにおいてハイレベルな戦いが繰り広げられ、ステージ周辺にはパワプロファンたちが大勢集まった。

 決勝大会は、「対戦」モードの「みんなで」を使用した1戦ごとのトーナメントで、2回戦以降は使用球団は前の試合の状態を引き継ぐことのない形式で展開。トーナメントの決勝以外は3回までで、決勝は9回、3位決定戦は6回までの試合となっていた。出場者たちは使い慣れたコントローラを持参して、ステージ上で熱い戦いを繰り広げる。

 さらにステージには、豪華な特別ゲストが登場。トーナメント1、2回戦では『パワプロ13』のプロデューサーである谷渕弘氏、準決勝では『パワプロ』の実況でファンにはおなじみの河路直樹アナウンサー、決勝にはスペシャルゲストとして元プロ野球選手・監督で、現在は野球解説者として活躍する田尾安志氏がそれぞれ試合の行方を見守った。
 ファンから拍手で迎えられた河路氏は、『パワプロ』の実況についてのエピソードも披露。『パワプロ』の実況はいくつかのセンテンスを何段階かに分けて収録するそうで、そのボリュームは全部で3万語に達するとか。また、準決勝の試合が盛り上がる展開になったときは“生”でその模様を実況し、集まったファンをおおいに沸かせてくれた。
 また、田尾氏はステージに登場する前から裏で大会の様子を観戦していたそうで、『パワプロ13』のゲームならではの展開の早さに感心していた模様。ご子息も『パワプロ』シリーズをプレイしているとのことで、「自分もプレイしてみたけど難しいね」と語る。試合観戦中には、ピッチャーの球を受けたキャッチャーが、そこからすかさずファーストに牽制球を投げるなど、巧みな駆け引きを見せる参加者に、田尾氏が思わず「うまいねー!」と声を上げる場面も見られた。

 強振からホームランがどんどん飛び出すという高いレベルでトーナメントは進行し、決勝戦に残ったのは、攻防にわたって安定した力を見せ付けた「ナツヤキ」さん(阪神を使用)と、2回戦で失投を見逃さずにホームランを出して逆転勝利をつかみ、続く準決勝でも阪神相手に三浦投手で勝利を飾った「ゆーの」さん(横浜を使用)の2人。決勝は、実際に『パワプロ』内で実況をつとめる河路アナウンサーの生実況と、田尾氏の生解説という、非常に豪華な環境のもとで行われた。

 決勝戦の模様は、9回表を終わってナツヤキ氏の阪神が6点リード。ここでゆーの氏の横浜によるホームラン攻勢で一気に差が縮まり、7月末から2カ月にわたって行われた全国大会を締めくくるにふさわしい盛り上がりを見せる。しかし、ナツヤキ氏も負けじとゆーの氏の反撃を封じ込め、試合は「6-3」のスコアで終了。ナツヤキ氏には、田尾氏みずからサインボールが贈呈されたほか、次回作の『パワプロ』の「サクセスモード」内でキャラクターとして登場する権利を獲得した。ちなみにナツヤキ氏は、仙台予選で昨年の日本一“ケースケ”氏を破って決勝進出を決めているとのことで、仙台代表が2年連続で優勝の栄冠をつかむ結果となった。





豪華ゲスト陣が登場し、会場を沸かせた。とくに河路アナウンサーの生実況は、『パワプロ』ファンにはたまらないものだったはず!!

優勝者には田尾氏から、サインボールや色紙のほか特製アイテムが進呈された。

左から、田尾氏、優勝したナツヤキさん、河路アナウンサー。

(C)2006 Konami Digital Entertainment Co.,Ltd.
(社)日本野球機構承認 NPB BIS プロ野球公式記録使用 フランチャイズ13球場公認 (社)全国野球振興会公認
ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2005年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。

データ

▼『実況パワフルプロ野球13』
■メーカー:KONAMI
■対応機種:PS2
■ジャンル:SPG
■発売日:発売中(2006年7月13日)
■価格:7,329円(税込)

■関連サイト
『実況パワフルプロ野球13』公式サイト
「第2回実況パワフルプロ野球 日本一決定戦大会公式サイト
KONAMI
KONAMI「東京ゲームショウ2006」特設サイト