PSPソフトウェア緊急バージョンアップ。メモリースティックに不具合
SCEは本日9月7日、PSPシステムソフトウェアの最新バージョン2.81へのアップデートを開始した。
今回のアップデートは、「4GBを超える容量の“メモリースティック PRO デュオ”をPSPが正しく認識せず、保存されたファイルが破損する恐れがある」という、システムソフトウェアの不具合に対応するためのもの。現在のところ4GBを超える容量の“メモリースティック PRO デュオ”は発売されていないが、今後発売される4GBを超える容量の“メモリースティック PRO デュオ”をバージョン2.80以下のPSPで使用した場合、上記の症状が発生する可能性があるという。
最新バージョン2.81で改善された症状は、下記の通り。
PSPシステムソフトウェアに、メモリースティックの不具合に対応した最新バージョン2.81が登場。限定された条件での不具合だが、PSPを持っている人は今後のためにアップグレードしておこう。
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データ
・発生条件
システムソフトウェアのバージョンが2.80以下のPSPで、4GBを超える容量の“メモリースティック PRO デュオ”を使用。
※4GBを超える容量の“メモリースティック PRO デュオ”は現在未発売
・症状
01.PSPで4GBを超える領域での上書きと新規ファイル作成ができず、既存ファイルが破損される可能性がある。
02.SonicStageで著作権保護された“ATRAC”ファイルを“メモリースティック PRO デュオ”に保存後、PSPに挿入すると著作権管理データが破損され、以降再生ができなくなる。
03.PSP、またはメモリースティックフォーマッターによってフォーマットされた“メモリースティック PRO デュオ”が、PSPをUSBケーブルでPCに接続した際にフォーマットされていないメディアとして認識される。
04.PSPで4GBを超える領域のファイルの読み出しができない。
■関連サイト
・「PSPシステムソフトウェア バージョン2.81 アップデート」の詳細ページ
・PSP情報サイト
・PlayStation.jp
・SCE