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2006年9月8日(金)

Wiiコントローラで“武士道”を極めろ!刀と銃の体感アクション『レッドスティール』

 ユービーアイソフトは、任天堂の次世代ゲーム機「Wii」向けに開発しているアクションゲーム『レッドスティール』の情報を公開した。

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 『レッドスティール』は、Wiiと同時発売が予定されているアクションゲーム。Wiiリモコンを刀や銃に見立てて遊ぶ体感アクション、ヤクザにさらわれた婚約者を救うために日本へと渡るという荒唐無稽な物語設定、ゲーム中の行動によって手に入る「侍ポイント(仮称)」など、独創的な要素が多数盛り込まれている。

●『レッドスティール』ストーリー

 ロサンジェルスの街を一望できる、しゃれたホテルのレストラン。主人公のアメリカ人男性はフィアンセである日系アメリカ人女性の“ミユ”と一緒に、カリフォルニアに一時滞在中の彼女の父親“佐藤”と初めて対面することになっていた。そして主人公に父親が紹介されようとしたその瞬間、事件が起きる。

 突然彼らの目の前に武装した一団が踏み込み、一瞬にして店は修羅場と化した。事情もわからず戸惑う主人公をよそに、“佐藤”は傷を負い、“ミユ”は人質として連れ去られてしまう。一体自分の身に何が降り掛かっているのか……
  そんなことを考える間もなく、主人公は“佐藤”とともに知人のもとへ逃げ延びる。

 “ミユ”の父親である“佐藤”の真の姿、それは東京で最大の勢力を誇る日本のヤクザ「佐藤組」の組長であった。“佐藤”を裏切り“ミユ”を連れ去ったヤクザが主人公に残した言葉「“佐藤”の刀を持って来い」。その刀は“刀霧カタナギリ”と呼ばれ、ヤクザの正義を見抜く神剣として、佐藤家に代々受け継がれる力の象徴だった。
  死の縁にある佐藤は、主人公に“大鳥御酉(おとり)”という人物の名前を残すとともに“刀霧カタナギリ”を託し、「“ミユ”を救い出してくれ」と言い残して息を引き取った。

 “佐藤”の遺言を胸に、日本に渡った主人公は元ヤクザで合気道の師範でもある“大鳥御酉”を訪ねる。そして彼の道場で修行を積みながら、仲間たちの信頼を得ていくのだった。そんな中、事件の黒幕である“東海”という男の存在が浮かび上がる。“東海”は権力の座を狙う武闘派ヤクザの一団の中で、最も危険な男と噂されていた。

 “佐藤”の仇を討つため、愛する“ミユ”を取り戻すため、主人公は日本の夜の世界へと身を投じて行く……。

※ストーリー中の名称は開発中のもので、変更される場合がある。

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●アクション
 『レッドスティール』において最大の特徴ともいえるのが、Wiiリモコンを使ったユニークな操作方法。本作には大きく分けて“刀”と“銃”の2種類の武器が登場するが、“刀”使用時には実際にコントローラを振り回して斬撃を繰り出し、銃使用時はコントローラを敵に向けて狙いを定めて撃つという、まさに体感アクションといえるコントローラ操作が楽しめる。
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 刀使用時は、コントローラを振るという行為だけでなく、振った方向もゲーム中に反映される。基本となる中段・上段切り、右・左袈裟切り、突きという操作以外にも、刀で攻撃を受けたり、華麗に避けたりといった、さまざまなアクションが可能だ。
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 銃の操作は、ポインタを敵に合わせてボタンを押すことが基本となる。銃にはさまざまな種類が用意されており、それぞれ異なる性能を持っている。また、銃使用時のみズームアップによって照準を合わせることができる。

●「侍ポイント(仮称)」
 “刀”と“銃”のアクションで熟練の動きを見せたり、ゲーム中に無駄な争いを避けることで手に入るポイント。逆に許しを請う敵を倒したり命中率が低かった場合は、野蛮な行動としてポイントがマイナスになる。
  ポイントを貯めると、「時間を一瞬止めて敵を一掃」、「一撃必殺の技を習得」といった特殊能力を得ることができる。



データ

(C)2006 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Red Steel, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries

▼『レッドスティール』
■メーカー:ユービーアイソフト
■対応機種:Wii
■ジャンル:ACT
■発売日:2006年10月~12月
■価格:未定

■関連サイト
『レッドスティール』公式サイト
ユービーアイソフト