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2007年1月31日(水)

スク・エニ、本年3月期第3四半期決算を発表。タイトーの事業見直し

 スクウェア・エニックスは、2007年3月期第3四半期決算を発表した。

 同社の発表によると、売上高は1,230億3,500万円(前年同期比78.3%増)、経常利益は202億2,800万円(前年同期比191.6%増)、当期純利益は90億9,500万円(前年同期比111.9%増)と、全体にわたって好調に推移。なかでもゲーム事業の売上高402億9,800万円(前年同期比90.1%増)、営業利益138億2,400万円となり、他の事業を牽引する結果となった。
 しかしながら、今期は2005年9月末に連結対象となったタイトーグループの中では、業務用カラオケ機器部門の不振(2006年7月に売却済み)、および家庭用ゲームソフト部門の不振を、同グループの主力であるアミューズメント施設運営部門などがカバーするにいたらなかったという。このため、AMなどの事業部門としては売上高563億6,900万円(前年同期比168.6%増・2005年10月~12月の3カ月間)ながら、営業損失として7億5,400万円が計上されている。
 この他のコンテンツとしては、映像作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」が海外で発売され、国内を上回る販売枚数を記録。好調なライセンス収入が計上されているとのことだ。


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