シリーズ最新作は宇宙が舞台!『スーパーマリオギャラクシー』プレイレポをお届け!
10月10日に幕張メッセで開催された任天堂の新商品発表会「任天堂カンファレンス 2007.秋」。その会場にて、Wii用ACT『スーパーマリオギャラクシー』の試遊が行われた。
2006年5月に発表された本作は、任天堂の看板タイトル『スーパーマリオ』シリーズの最新作だ。ヌンチャクのコントロールスティックで“マリオ”を動かし、WiiリモコンのAボタンでジャンプさせることができる。また画面上のポインターを素早く上下左右に移動させることで敵キャラクターにダメージを与えるスピンを繰り出せる。
その他にポインターは画面上に登場するスターピース(一定数集めると“マリオ”の残機数がアップするというもので、これまでのシリーズのコインに相当するもの)を拾うためにも使用する。なお、本作の“マリオ”には体力が設定されており、複数にわたって敵からダメージを受けるとダウンし、ペナルティとしてある程度巻き戻された状態で再度そのステージに挑むことになる。ダメージはコインを取ることで回復できるので、コインを見つけたからといってすぐに取ってしまうのではなく、状況に応じて入手するようにした方がいいかもしれない。
タイトルに「ギャラクシー」と冠しているとおり、宇宙を舞台にしている本作には、丸い星だけでなく四角い星や植物だらけの星などさまざまな惑星が登場する。プレイアブル版で体験したステージは植物が多数登場するステージで、“パックンフラワー”らしき敵キャラクターや、触れたらダメージを受けそうな植物が見受けられた。
プレイした感触では、基本的に過去のシリーズと同じくトライ&エラーを繰り返して攻略法を模索していくオーソドックスなタイプのアクションゲームだった。また舞台が宇宙という設定もきちんと生かされており、ジャンプしたら他の星の重力につかまってしまい、そちらの星へと移動してしまうようなギミックもあった。そんな本作は11月1日に発売される予定で、価格は5,800円(税込)となっている。これまでのシリーズをプレイしてきたという人や、アクションゲームに目がないというWiiユーザーは楽しみに待っていてもらいたい。

本作は、『スーパーマリオ64』や『スーパーマリオサンシャイン』といった「3D系マリオ」シリーズの流れをくむ本作。空を飛ぶ“ハチマリオ”や、壁をすり抜ける“オバケマリオ”など、これまでにない変身アクションが登場する。

本作は基本的に1人プレイとなるが、2プレイヤーがポインターを操作することでスターピースを回収したり、特定の障害物を排除したりといったアシストも可能となっている。1人でクリアするのが難しいステージでは、2プレイヤーに手伝ってもらうことで活路が開ける……かも?
(C)2007 Nintendo
データ
▼『スーパーマリオギャラクシー』
■メーカー:任天堂
■対応機種:Wii
■ジャンル:ACT
■発売日:11月1日
■価格:5,800円(税込)
■関連サイト
・『スーパーマリオギャラクシー』公式サイト
・任天堂