人気コミックス「クロム・ブレイカー」がCDに!保志氏、石田氏ら声優コメントも公開
マリン・エンタテインメントは、10月24日にドラマCD「クロム・ブレイカー」を発売する。価格は2,940円(税込)。
「クロム・ブレイカー」は、コミック誌「BeansA」(角川書店刊)で連載されている、阿倍野ちゃこ原作の人気作品。聖母マリアの生まれ変わりで「マリアの娘」と呼ばれる少女“凪菜 聖(なぎさあきら)”を巡り、戦慄のバトルアクションが展開する。
今回発売されるCDには、原作コミック1巻をもとにしたドラマと、声優陣によるトークが収録されている。保志総一朗氏(“高城 黔”役)や井上奈々子さん(“凪菜 聖”役)、小野大輔氏(“天草征四郎”役)、石田彰氏(“サイアス”役)の他に、岩田光央氏、藤原啓治氏、大原さやかさん、千葉進歩氏、能登麻美子さん、桑谷夏子さん、宮崎寛務氏なども出演する。
今回、収録を終えた保志氏、井上さん、小野氏、石田氏にお話を伺ったので、以下に紹介していく。
――収録を終えての感想をお願いします。
保志氏:新たな物語、登場人物たちとの出会いにワクワクしています。楽しいアフレコでした。
井上さん:私は、ヒロインということでお話をいただいた時、すごくビックリして、何回も事務所に確認してしまいました。「大丈夫だから行ってこい」って言われたのですが、やっぱり本番はすごく緊張してしまいました。でも、周りの役者さんたちは素晴らしい方ばかりでしたので、頑張ってついていった感じです。
小野氏:全編を通して“聖”様への想いを胸に秘めつつも、普通の人間だから力になれないという歯がゆさもありました。お話自体はまだ始まったばかりなので、ぜひ続編をやりたいなと思いました。あと、「“聖(あきら)”様」、「“聖”様」って何度も言うんですが、石田さんの顔が浮かんじゃうことがありました。僕はいつも「彰(あきら)様」って呼んでいるので。
石田氏:えぇ、そう呼ばせてます(嘘)。「呼び捨てにはするな」って。
小野氏:そういう意味も含めて、やっぱり身が引き締まる思いでした(笑)。
石田氏:“サイアス”はちょっと暴れ足りないところがあったので、もっと演じたいなと思いました。その分、“黔”、“聖”、“征四郎”が活躍しているので、話的にはすごくおもしろいなと思います。自分の役ではありませんが、ヒロイン気分も味わえて楽しかったです(一同笑)。
――お気に入りのシーンや、印象に残ったシーンはありましたか?
保志氏:“サイアス”登場からクライマックスにかけての緊迫感がたまりませんでした。
井上さん:“聖”様、“聖”様って言っていただいて、お姫様気分を味わわせていただいたので、“征四郎”さんとのかけあいがうれしかったです。普段の生活では「~様」って言われることはまずないじゃないですか? きっとどんな女の子にもそんな願望があるんじゃないかなと思うんです。
小野氏:井上さんの演じるキャラはすごい歌がヘタって設定なんですけど、最初のテイクで歌ってたのを聴いたら「すごい上手っ!」と思っておもしろかったです。
井上さん:恥ずかしい~。
小野氏:その上手に歌ったテイクは収録されてないんですけどね(笑)。
石田氏:“クル蔵”が“聖”の歌声を聴いて苦しむシーンなんですけども、その歌を聴いた“クル蔵”を演じる岩田光央さんのリアクションが「ちょっとやり過ぎだ(笑)」と言われて、本番のテイクでは別のものになってしまいましたが、テストの時の岩田さんのアドリブがとってもおもしろかったです。皆さんは聴くことができなくて残念でしたね。
――最後に、ファンの方に一言いただければと思います。
保志氏:「クロム・ブレイカー」、いよいよCDドラマ化です! “黔”たちの活躍を楽しみにしていてください。応援よろしくお願いします。
井上さん:“聖”ちゃんは、見かけは受け身で気弱なところがあったりするんですけれど、芯はすごく強い子です。“聖”ちゃんはこれからもっと強くなっていくと思うので、応援よろしくお願いします。
小野氏:ドラマCDになって、声と音によって新しい命を吹き込まれた「クロム・ブレイカー」。まだ始まったばっかりなので、この続きを演じてみたいと思っています。ぜひ応援してください!
石田氏:聖母マリアの生まれ変わりの“聖”を巡る、人を超えた能力を持った者たちの姿がカッコよく、スピーディに描かれています。ぜひお楽しみください。
(C)阿倍野ちゃこ/角川書店
データ
▼「クロム・ブレイカー」
■発売元:マリン・エンタテインメント/フロンティアワークス
■販売協力:ジェネオン エンタテインメント
■品番:MMCC-4132
■発売日:2007年10月24日
■価格:2,940円(税込)
■関連サイト
・マリン・エンタテインメント